100年前のスウェット、復刻
《TOP GRAY/サイドラインパーカー・シングル》ほかにはない独特のディテールにひと目惚れ、スポルディング社の名作から再構築された「サイドラインパーカ」|A.G. Spalding & Bros
※本品は、吊り編み機で3カ月間もの時間をかけて生地を編んでいるため、生産数が限られています。
※今季生産分は在庫限り、色は「TOP GRAY」のみとなりますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
フードの首元を重ねて縫いつけ、保温性を高めたクロスネック。ボクシンググローブの形状をした、珍しいハンドウォーマーポケット。
約100年前のスウェットパーカを原型とした、ほかにはない独特のディテールが目を引きます。
1900年代初頭から半ばにかけてアメリカンスポーツを支えてきた、伝説のブランド『A.G. Spalding & Bros(エージー スポルディング&ブロス)』。
当時のアイビーリーガーが愛用したヴィンテージスウェットへの飽くなき追求によって、“Made in Japan”での復活が実現した人気の「サイドラインパーカ(ダブル)」を、春秋も楽しんでもらえるよう、シングル(一枚)仕立てでつくりました。
フードをかぶって顔を埋めたくなるほど心地いい風合いは、和歌山県で稼働する数少ない「吊り編み機」でコットンをふんわりと仕立てているから。
一枚で完成する美しいシルエットと、細部に宿る“ルーツ”を楽しんでください。
ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
モノづくりへの探究心によって独自のディテールを生み出し、アスレチックウエアの最先端を走ってきた歴史から、ヴィンテージ愛好家たちに“伝説のブランド”として一目置かれてきた『A.G. Spalding & Bros』。
その歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
写真は、ダブルフェイス(2層)仕立ての「サイドラインパーカ」
1920年代にベンチウォーマージャケットとして開発されたのが、本品の原型となった「サイドラインパーカ」。A.G. Spalding & Brosの馬場氏がコレクターを訪ね歩き、一番状態が良く、意匠にインパクトのある一着を交渉して取得した名作です。
ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
当時のアイビーリーガーたちはこのパーカを羽織り、体を温めながら出番を待っていたのでしょうか。当時の光景を想像するだけで、ワクワクしてきますね。
モデル身長178cm(GRAY/Lサイズ着用)
秋から春までロングシーズン着られるよう、裏起毛スウェットをシングルフェイス(一層)で仕立てた本品。独自のシルエットやディテールはそのままに、より軽やかな着心地になりました。
モデル身長178cm、(WHITE/Lサイズ着用)
アイビーリーガーの防寒着だったこともあり、寒さ対策の工夫を凝らした独自のディテールも、ほかのパーカにはないものばかり。コレクターたちが唸るのも納得できます。
経年変化したヴィンテージアーカイブを参考に、完全リメイクするA.G. Spalding & Brosのスウェット。100年前の姿なんてもちろん見ることができないのだから、幾度もの試行錯誤を重ねて“いま”の一着を再構築しているのです。
① クロスネック
フードの首元が重なる「クロスネック」。これは、首元から風が入らないよう配慮されたデザインなのでしょうか。今では珍しいディテールです。ロックミシンで縫製されたフチも当時のまま。
フードのみダブルフェイス(二層)仕立てのため形が崩れにくく、横から見た時のシルエットも美しい。
モデル身長178cm、(WHITE/Lサイズ着用)
② ハンドウォーマーポケット
写真は「WHITE」
ボクシンググローブのような形をした「ハンドウォーマーポケット」。カンガルーポケットは他社製品でも見られますが、この形状はA.G. Spalding & Brosの専売特許。
③ ネームタグ
(左) ヴィンテージ、(右) 本品
腰元のリブ上に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実にデザイン。この数字フォントを再現するのに苦労したのだとか。「MADE IN JAPAN」の文字が輝いています。
男性モデル:身長178cm(GRAY/Lサイズ着用)、女性モデル:身長162cm(WHITE/Sサイズ着用)
実際に触ってみたヴィンテージスウェットは、風合いが非常に良く、今の状態からも“ものの良さ”が伝わって来ました。この風合いの再現性を追求したところ、和歌山県で稼働している数少ない『吊り編み機』に行き着いたのです。
昭和30年半ばまで一般的に使われてきた吊り編み機ですが、今では数百台を残すまでに。「1時間に1メール」しか編めない機械ですが、その質の高さから“空気も一緒に編み込んだよう”と表現されるほど。
本品の裏地は肌触りが心地いい、ふわっふわの起毛
大量生産されたそれとは比べものにならないほど、独特の風合いに仕上がります。“2回洗濯”すると分かるのですが、着込むほどにやわらかなタッチになっていくように感じました。
ハリがあって型崩れしにくいのに、しなやかな肌触り。袖、裾のリブまで吊り編みのため、切り替えがなくどこまでも肌当たりがやさしい。毎日着たくなるストレスのない着心地です。
リブ部分もサイドの切り替えがない吊り編み仕上げ。写真は「WHITE」
ゆっくり時間をかけて編まれたスウェットは、じっくりと時間をかけて味が深まっていきます。厚めのヘビーウェイト(13oz)に仕上げた丈夫な生地なので、安心してエイジングも楽しめます。
モデル身長178m(GRAY/Lサイズ着用)
一度は聞いたことのある「スポルディング」という名前。野球のグローブやバット、体育館にあったバスケットボールで誰もが自然に慣れ親しんでいたブランドです。
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代のアメリカは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品が普及し「黄金の20年代」と呼ばれました。この時代に、スウェットという衣類も誕生。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
ヴィンテージスウェットは根強いファンが多いため、高値で取引されていますが、その中でも特に人気なのがA.G. Spalding & Bros製のものと言われています。1920年代のヴィンテージともなると、悠に30万円は超えてくる代物ばかり。
写真はスポルディング社のヴィンテージスウェット
入手した当時のスポルディングのカタログを読み込んでいくと、当時の価格で$7~12.5。リーバイスのデニムが$4だったことを考えると、他にはないディテールで差別化を図っていたことが分かります。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
また、アイビーリーグの大学名や個人名が胸に印刷されていることから、スウェットが誕生し始めた頃は、ゆとりのあるアイビーリーグの学生たちに支持されていたことが想像できます。
アイビーリーグ各大学の三角旗(1924 FALL & WINTER CATALOG)
このパーカを着ていると、100年前のアイビーリーグの学生になったような不思議な感覚に。あの頃に思いを馳せながら、時代を超えた一着に身を包む高揚感を味わってみてはいかがでしょう。
※今季生産分は在庫限り、色は「TOP GRAY」のみとなりますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
フードの首元を重ねて縫いつけ、保温性を高めたクロスネック。ボクシンググローブの形状をした、珍しいハンドウォーマーポケット。
約100年前のスウェットパーカを原型とした、ほかにはない独特のディテールが目を引きます。
1900年代初頭から半ばにかけてアメリカンスポーツを支えてきた、伝説のブランド『A.G. Spalding & Bros(エージー スポルディング&ブロス)』。
当時のアイビーリーガーが愛用したヴィンテージスウェットへの飽くなき追求によって、“Made in Japan”での復活が実現した人気の「サイドラインパーカ(ダブル)」を、春秋も楽しんでもらえるよう、シングル(一枚)仕立てでつくりました。
フードをかぶって顔を埋めたくなるほど心地いい風合いは、和歌山県で稼働する数少ない「吊り編み機」でコットンをふんわりと仕立てているから。
一枚で完成する美しいシルエットと、細部に宿る“ルーツ”を楽しんでください。
100年前の姿はベンチウォーマー
ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
モノづくりへの探究心によって独自のディテールを生み出し、アスレチックウエアの最先端を走ってきた歴史から、ヴィンテージ愛好家たちに“伝説のブランド”として一目置かれてきた『A.G. Spalding & Bros』。
その歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
写真は、ダブルフェイス(2層)仕立ての「サイドラインパーカ」
1920年代にベンチウォーマージャケットとして開発されたのが、本品の原型となった「サイドラインパーカ」。A.G. Spalding & Brosの馬場氏がコレクターを訪ね歩き、一番状態が良く、意匠にインパクトのある一着を交渉して取得した名作です。
ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
当時のアイビーリーガーたちはこのパーカを羽織り、体を温めながら出番を待っていたのでしょうか。当時の光景を想像するだけで、ワクワクしてきますね。
モデル身長178cm(GRAY/Lサイズ着用)
秋から春までロングシーズン着られるよう、裏起毛スウェットをシングルフェイス(一層)で仕立てた本品。独自のシルエットやディテールはそのままに、より軽やかな着心地になりました。
コレクターが唸る、ディテールの妙
モデル身長178cm、(WHITE/Lサイズ着用)
アイビーリーガーの防寒着だったこともあり、寒さ対策の工夫を凝らした独自のディテールも、ほかのパーカにはないものばかり。コレクターたちが唸るのも納得できます。
経年変化したヴィンテージアーカイブを参考に、完全リメイクするA.G. Spalding & Brosのスウェット。100年前の姿なんてもちろん見ることができないのだから、幾度もの試行錯誤を重ねて“いま”の一着を再構築しているのです。
① クロスネック
フードの首元が重なる「クロスネック」。これは、首元から風が入らないよう配慮されたデザインなのでしょうか。今では珍しいディテールです。ロックミシンで縫製されたフチも当時のまま。
フードのみダブルフェイス(二層)仕立てのため形が崩れにくく、横から見た時のシルエットも美しい。
モデル身長178cm、(WHITE/Lサイズ着用)
② ハンドウォーマーポケット
写真は「WHITE」
ボクシンググローブのような形をした「ハンドウォーマーポケット」。カンガルーポケットは他社製品でも見られますが、この形状はA.G. Spalding & Brosの専売特許。
③ ネームタグ
(左) ヴィンテージ、(右) 本品
腰元のリブ上に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実にデザイン。この数字フォントを再現するのに苦労したのだとか。「MADE IN JAPAN」の文字が輝いています。
“風合いの良さ”は2回の洗濯で実感
男性モデル:身長178cm(GRAY/Lサイズ着用)、女性モデル:身長162cm(WHITE/Sサイズ着用)
実際に触ってみたヴィンテージスウェットは、風合いが非常に良く、今の状態からも“ものの良さ”が伝わって来ました。この風合いの再現性を追求したところ、和歌山県で稼働している数少ない『吊り編み機』に行き着いたのです。
昭和30年半ばまで一般的に使われてきた吊り編み機ですが、今では数百台を残すまでに。「1時間に1メール」しか編めない機械ですが、その質の高さから“空気も一緒に編み込んだよう”と表現されるほど。
本品の裏地は肌触りが心地いい、ふわっふわの起毛
大量生産されたそれとは比べものにならないほど、独特の風合いに仕上がります。“2回洗濯”すると分かるのですが、着込むほどにやわらかなタッチになっていくように感じました。
ハリがあって型崩れしにくいのに、しなやかな肌触り。袖、裾のリブまで吊り編みのため、切り替えがなくどこまでも肌当たりがやさしい。毎日着たくなるストレスのない着心地です。
リブ部分もサイドの切り替えがない吊り編み仕上げ。写真は「WHITE」
ゆっくり時間をかけて編まれたスウェットは、じっくりと時間をかけて味が深まっていきます。厚めのヘビーウェイト(13oz)に仕上げた丈夫な生地なので、安心してエイジングも楽しめます。
黄金時代の一着に身を包む高揚感
モデル身長178m(GRAY/Lサイズ着用)
一度は聞いたことのある「スポルディング」という名前。野球のグローブやバット、体育館にあったバスケットボールで誰もが自然に慣れ親しんでいたブランドです。
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代のアメリカは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品が普及し「黄金の20年代」と呼ばれました。この時代に、スウェットという衣類も誕生。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
ヴィンテージスウェットは根強いファンが多いため、高値で取引されていますが、その中でも特に人気なのがA.G. Spalding & Bros製のものと言われています。1920年代のヴィンテージともなると、悠に30万円は超えてくる代物ばかり。
写真はスポルディング社のヴィンテージスウェット
入手した当時のスポルディングのカタログを読み込んでいくと、当時の価格で$7~12.5。リーバイスのデニムが$4だったことを考えると、他にはないディテールで差別化を図っていたことが分かります。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
また、アイビーリーグの大学名や個人名が胸に印刷されていることから、スウェットが誕生し始めた頃は、ゆとりのあるアイビーリーグの学生たちに支持されていたことが想像できます。
アイビーリーグ各大学の三角旗(1924 FALL & WINTER CATALOG)
このパーカを着ていると、100年前のアイビーリーグの学生になったような不思議な感覚に。あの頃に思いを馳せながら、時代を超えた一着に身を包む高揚感を味わってみてはいかがでしょう。
仕様・インフォメーション
《サイズ表(cm)》
《商品仕様》
《商品仕様》
- 素材:COTTON 100%
- 生産:和歌山県(吊り編み)
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