100年前のスウェット、復刻
《TOP GRAY/トレーニングシャツ》腕元をすっきりと見せる独自のディテール、スポルディング社の名作から再構築されたスウェット|A.G. Spalding & Bros
※本品は、吊り編み機で3カ月間もの時間をかけて生地を編んでいるため、生産数が限られています。
※今季生産分は在庫限り、色は「TOP GRAY」のみとなりますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
腕元をすっきりと見せる長リブ袖、品のあるネックラインには両面V字ガゼットという独特のディテール。約100年前のトレーニングシャツを原型とした、ほかにはない独特のディテールが目を引きます。
1900年代初頭から半ばにかけてアメリカンスポーツを支えてきた、伝説のアスレチックブランド『A.G. Spalding & Bros(エージー スポルディング&ブロス)』。
当時のアイビーリーガーが愛用したヴィンテージスウェットへの飽くなき追求によって、2017年に“Made in Japan”での復活が実現しました。
和歌山県で稼働する数少ない「吊り編み機」で、コットンをふんわりと仕立てた、風合いやわらかな裏起毛の生地。一度袖を通したら、脱ぎたくなくなる心地よさです。
一枚で完成する美しいシルエットと、細部に宿る“ルーツ”を楽しんでください。
※モデル身長180cm(Mサイズ着用)
モノづくりへの探究心によって独自のディテールを生み出し、アスレチックウエアの最先端を走ってきた『A.G. Spalding & Bros』。その歴史から、ヴィンテージ愛好家たちに“伝説のブランド”として一目置かれています。
超希少な1930年代のトレーニングシャツを再現した本品。
1930年代に開発されたトレーニングシャツが、本品の原型。A.G. Spalding & Brosの馬場氏がコレクターを訪ね歩き、一番状態が良く、意匠にインパクトのある一着を交渉して取得した名作です。
ヴィンテージ・トレーニングシャツ(1930年製)
当時の風合いを再現するためには、どうしても和歌山県の「吊り編み機」で編む必要があり、スポルディング社1876年創立以来初のMade in Japanが実現しました。
ヴィンテージ・トレーニングシャツ(1930年製)
経年変化したヴィンテージアーカイブから読み解くスウェットの名作。もちろん、その100年前の姿なんて誰も見ることができないのだから、幾度もの試行錯誤と考察を重ねて、“いま”の一着へと辿り着きました。
工夫を凝らした独自のディテールも、ほかのスウェットにはないものばかり。コレクターたちが唸るのも納得できます。
①両面V字ガゼット
前襟にあるのが一般的なV字ガゼットですが、なんと後ろ襟にも付いている両V仕様。汗止めと伸縮補強のために付けられるパーツですが、当時は首の後ろにもあったなんて驚きです。1930年代まで見かけられた、ヴィンテージスウェットお馴染みのディテール。
② V字長リブ
内側がV字にカッティングされた袖元の長リブ。一説によると、これも汗止めのようなのですが、フィティングを向上させ、中の熱を逃がさないので保温性を高めたディテールのようです。
個人的には、腕をまくる際に落ちてこない点が好きで、ゆったりとしたシルエットなのにだらしなく見えないのは、このスッキリとしたリブのおかげだなと感じました。
③ ネームタグ
(写真左)ヴィンテージ、(写真右) 本品
腰元のリブ上に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実にデザイン。この数字フォントを再現するのに苦労したのだとか。「MADE IN JAPAN」の文字が輝いています。
※モデル身長184cm(Lサイズ着用)
実際に触ってみたヴィンテージスウェットは、風合いが非常に良く、今の状態からも“ものの良さ”が伝わって来ます。
この風合いの再現性を追求したところ、和歌山県で稼働している数少ない『吊り編み機』に行き着きました。
1900年代初期にヨーロッパから伝えられた旧式編み機で、昭和30年半ばまで一般的に使われてきた吊り編み機ですが、今では数百台を残すまでに。
1台の編み機で、「1時間に1メール、1日7着分のスウェット生地」しか編めません。生産効率は悪くても、ゆっくりと丹念に編み上げることで、手編みのようなふっくらとした風合いが生まれます。
その質の高さから“空気も一緒に編み込んだよう”と表現されるほど。
本品の裏地は肌触りが心地いい、ふわっふわの起毛
大量生産されたそれとは比べものにならないほど、独特の風合いに仕上がります。“2回洗濯”すると分かるのですが、着込むほどにやわらかなタッチになっていくように感じました。
ハリがあって型崩れしにくいのに、しなやかな肌触り。大量生産されたそれとは比べものにならないほど、心地いい肌触りは、“2回洗濯”すると違いが分かるはず。洗うほど、着込むほど、やわらかく馴染みます。
※モデル身長162cm(BLACK/Sサイズ着用)
ネックライン、袖、裾のリブまで吊り編みのため、切り替えがなくどこまでも肌当たりがやさしい。毎日着たくなるストレスのない着心地です。
ゆっくり時間をかけて編まれたスウェットは、じっくりと時間をかけて味が深まっていきます。厚めのヘビーウェイト(13oz)に仕上げた丈夫な生地なので、安心してエイジングも楽しめます。
※モデル身長184m(Lサイズ着用)
一度は聞いたことのある「スポルディング」という名前。野球のグローブやバット、体育館にあったバスケットボールで誰もが自然に慣れ親しんでいたブランドです。
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代のアメリカは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品が普及し「黄金の20年代」と呼ばれました。この時代に、スウェットという衣類も誕生。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
ヴィンテージスウェットは根強いファンが多いため、高値で取引されていますが、その中でも特に人気なのがA.G. Spalding & Bros製のものと言われています。1920年代のヴィンテージともなると、悠に30万円は超えてくる代物ばかり。
写真はスポルディング社のヴィンテージスウェット
入手した当時のスポルディングのカタログを読み込んでいくと、当時の価格で$7~12.5。リーバイスのデニムが$4だったことを考えると、他にはないディテールで差別化を図っていたことが分かります。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
また、アイビーリーグの大学名や個人名が胸に印刷されていることから、スウェットが誕生し始めた頃は、ゆとりのあるアイビーリーグの学生たちに支持されていたことが想像できます。
アイビーリーグ各大学の三角旗(1924 FALL & WINTER CATALOG)
このスウェットを着ていると、100年前のアイビーリーグの学生になったような不思議な感覚に。
※モデル身長184cm(WHITE/Mサイズ着用)
あの頃に思いを馳せながら、時代を超えた一着に身を包む高揚感を味わってみてはいかがでしょう。
※今季生産分は在庫限り、色は「TOP GRAY」のみとなりますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
腕元をすっきりと見せる長リブ袖、品のあるネックラインには両面V字ガゼットという独特のディテール。約100年前のトレーニングシャツを原型とした、ほかにはない独特のディテールが目を引きます。
1900年代初頭から半ばにかけてアメリカンスポーツを支えてきた、伝説のアスレチックブランド『A.G. Spalding & Bros(エージー スポルディング&ブロス)』。
当時のアイビーリーガーが愛用したヴィンテージスウェットへの飽くなき追求によって、2017年に“Made in Japan”での復活が実現しました。
和歌山県で稼働する数少ない「吊り編み機」で、コットンをふんわりと仕立てた、風合いやわらかな裏起毛の生地。一度袖を通したら、脱ぎたくなくなる心地よさです。
一枚で完成する美しいシルエットと、細部に宿る“ルーツ”を楽しんでください。
原型は、“1世紀前”のスウェット
※モデル身長180cm(Mサイズ着用)
モノづくりへの探究心によって独自のディテールを生み出し、アスレチックウエアの最先端を走ってきた『A.G. Spalding & Bros』。その歴史から、ヴィンテージ愛好家たちに“伝説のブランド”として一目置かれています。
超希少な1930年代のトレーニングシャツを再現した本品。
1930年代に開発されたトレーニングシャツが、本品の原型。A.G. Spalding & Brosの馬場氏がコレクターを訪ね歩き、一番状態が良く、意匠にインパクトのある一着を交渉して取得した名作です。
ヴィンテージ・トレーニングシャツ(1930年製)
当時の風合いを再現するためには、どうしても和歌山県の「吊り編み機」で編む必要があり、スポルディング社1876年創立以来初のMade in Japanが実現しました。
ヴィンテージ・トレーニングシャツ(1930年製)
経年変化したヴィンテージアーカイブから読み解くスウェットの名作。もちろん、その100年前の姿なんて誰も見ることができないのだから、幾度もの試行錯誤と考察を重ねて、“いま”の一着へと辿り着きました。
コレクターが唸る、ディテールの妙
工夫を凝らした独自のディテールも、ほかのスウェットにはないものばかり。コレクターたちが唸るのも納得できます。
①両面V字ガゼット
前襟にあるのが一般的なV字ガゼットですが、なんと後ろ襟にも付いている両V仕様。汗止めと伸縮補強のために付けられるパーツですが、当時は首の後ろにもあったなんて驚きです。1930年代まで見かけられた、ヴィンテージスウェットお馴染みのディテール。
② V字長リブ
内側がV字にカッティングされた袖元の長リブ。一説によると、これも汗止めのようなのですが、フィティングを向上させ、中の熱を逃がさないので保温性を高めたディテールのようです。
個人的には、腕をまくる際に落ちてこない点が好きで、ゆったりとしたシルエットなのにだらしなく見えないのは、このスッキリとしたリブのおかげだなと感じました。
③ ネームタグ
(写真左)ヴィンテージ、(写真右) 本品
腰元のリブ上に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実にデザイン。この数字フォントを再現するのに苦労したのだとか。「MADE IN JAPAN」の文字が輝いています。
“風合いの良さ”は2回の洗濯で実感
※モデル身長184cm(Lサイズ着用)
実際に触ってみたヴィンテージスウェットは、風合いが非常に良く、今の状態からも“ものの良さ”が伝わって来ます。
この風合いの再現性を追求したところ、和歌山県で稼働している数少ない『吊り編み機』に行き着きました。
1900年代初期にヨーロッパから伝えられた旧式編み機で、昭和30年半ばまで一般的に使われてきた吊り編み機ですが、今では数百台を残すまでに。
1台の編み機で、「1時間に1メール、1日7着分のスウェット生地」しか編めません。生産効率は悪くても、ゆっくりと丹念に編み上げることで、手編みのようなふっくらとした風合いが生まれます。
その質の高さから“空気も一緒に編み込んだよう”と表現されるほど。
本品の裏地は肌触りが心地いい、ふわっふわの起毛
大量生産されたそれとは比べものにならないほど、独特の風合いに仕上がります。“2回洗濯”すると分かるのですが、着込むほどにやわらかなタッチになっていくように感じました。
ハリがあって型崩れしにくいのに、しなやかな肌触り。大量生産されたそれとは比べものにならないほど、心地いい肌触りは、“2回洗濯”すると違いが分かるはず。洗うほど、着込むほど、やわらかく馴染みます。
※モデル身長162cm(BLACK/Sサイズ着用)
ネックライン、袖、裾のリブまで吊り編みのため、切り替えがなくどこまでも肌当たりがやさしい。毎日着たくなるストレスのない着心地です。
ゆっくり時間をかけて編まれたスウェットは、じっくりと時間をかけて味が深まっていきます。厚めのヘビーウェイト(13oz)に仕上げた丈夫な生地なので、安心してエイジングも楽しめます。
黄金時代の一着に身を包む高揚感
※モデル身長184m(Lサイズ着用)
一度は聞いたことのある「スポルディング」という名前。野球のグローブやバット、体育館にあったバスケットボールで誰もが自然に慣れ親しんでいたブランドです。
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代のアメリカは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品が普及し「黄金の20年代」と呼ばれました。この時代に、スウェットという衣類も誕生。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
ヴィンテージスウェットは根強いファンが多いため、高値で取引されていますが、その中でも特に人気なのがA.G. Spalding & Bros製のものと言われています。1920年代のヴィンテージともなると、悠に30万円は超えてくる代物ばかり。
写真はスポルディング社のヴィンテージスウェット
入手した当時のスポルディングのカタログを読み込んでいくと、当時の価格で$7~12.5。リーバイスのデニムが$4だったことを考えると、他にはないディテールで差別化を図っていたことが分かります。
1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
また、アイビーリーグの大学名や個人名が胸に印刷されていることから、スウェットが誕生し始めた頃は、ゆとりのあるアイビーリーグの学生たちに支持されていたことが想像できます。
アイビーリーグ各大学の三角旗(1924 FALL & WINTER CATALOG)
このスウェットを着ていると、100年前のアイビーリーグの学生になったような不思議な感覚に。
※モデル身長184cm(WHITE/Mサイズ着用)
あの頃に思いを馳せながら、時代を超えた一着に身を包む高揚感を味わってみてはいかがでしょう。
仕様・インフォメーション
《サイズ表(cm)》
《商品仕様》
《商品仕様》
- 素材:COTTON 100%
- 生産:和歌山県(吊り編み)
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