「ビールって、こんなに“いい香り”がするんだ！」



世界的にブームが広がりつづけている「クラフトビール」。原料のホップや水、製法にこだわった、小さな醸造所のビールは、じつに個性豊か。

大手メーカーのビールにはない、鮮烈な香り、さわやかな苦みに、驚く人は多いでしょう。

そんなクラフトビールの、いちばん新鮮な“生”を、家でのんびり味わえる幸せ……いま、「生クラフトビールの持ち帰り」が、人気です。



飲食店でゆっくり飲めない代わりに、量り売りしてもらってテイクアウト。

家で、お花見やピクニックへ出かけた公園で、家族とのキャンプで、生の味わいを楽しんでいるビール好きが増えています。

MONOCO代表の柿山もその一人で、「ビール持ち帰り用の水筒（グラウラー）」に、『REVOMAX』が大活躍しているそう。



欧米では身近な「生クラフトビールの持ち帰り」ですが、日本では、まだまだこれから。

「どこで買えるの？」
「どうやって持ち帰るの？」

そんなテイクアウト初心者にも、ビール愛好家にも、おすすめしたい“東銀座の隠れ家ビアバー”で、「生クラフトビールの持ち帰り」を体験してきました。



さぁ、あなたも“大人の水筒”を持って、生クラフトビールを買いにいきましょう！

生クラフトビールのおいしさ新発見

いま、「生クラフトビールの持ち帰り」ができるビアバーが、全国に増えています。

コロナ禍で営業を自粛しているお店に、2020年4月から、期限つきで、テイクアウト用にお酒の販売が認められるようになったからです。

東銀座にある『THINK'A（シンカ）Sake&Coffee』も、生クラフトビールの量り売りを始めたお店の一つ。


2022年1月、東銀座にオープンした『THINK'A』。1杯ずつ手淹れする、挽きたてコーヒーや、動物性堆肥ゼロ・残留農薬ゼロの野菜ランチもおいしい、オフィスビル街の隠れ家

名前と外観のとおり、明るいカフェなので、テイクアウト初心者にも入りやすい店ですが、ビールの種類と味へのこだわりは、ずば抜けています。

100社ほどから厳選した、生のクラフトビールは、週替わりで3種、楽しむことができます。ビール好きにとっては、「3種だけ？」と思うかもしれませんが、これも“こだわり”のため。



醸造所のつくりたての鮮度をキープするために、なんと、「タップ（注ぎ口）」つきの大型冷蔵庫を特注しています。


タップ（注ぎ口）を取りつけた、特注の冷蔵庫。樽生のビール3種と日本酒2種を、週替わりで味わえる

「タップがずらりと並んでいるカウンターにも憧れましたが（笑）、タップとビール樽をつなぐチューブがむき出しだと、ビールの温度が一定にならないから、味が落ちやすい。

なので、チューブごとビール樽を冷やせるサイズの冷蔵庫に、特注で、タップを取りつけてもらいました。


ごらんのとおり、チューブごとビール樽を冷やせる、希少な冷蔵庫

だから、注ぎ始めから最後まで、おいしさをキープできます」（『THINK'A』店長・松井さん）


『THINK'A』店長の松井さん ※撮影のために、特別にマスクを外していただいています

お店では、大阪発の「ゆずホ和イト」をいただきましたが、ゆずならではの華やかな香りとほろ苦さが、口いっぱいに広がる――今までの「ビール」とは、まるで別物の味わいです。

撮影に参加したモデルの2人は、「じつは、ビールの味はそれほど得意ではない」そうですが、一口めから、「わ、ゆずのいい香り」「これ、お茶みたいにゴクゴクイケる！」と、顔を見合せていました。



「いまのクラフトビールって、味も香りもさまざま、種類もたくさんありますが、お客さんが飲める量には限界があります。

だから、生クラフトビールは3種に絞って、定期的に種類を替えることで、初心者やビールが苦手な人にも、気軽に飲み比べを楽しんでもらえるようにしました。

ビール好きの人には、クラフトビールブームの中心地、アメリカ西海岸をはじめとする、国内外のクラフトビール缶も20種以上とり揃えているので、こちらも楽しんでもらえたら」（松井さん）


缶入りクラフトビールも国内外20種以上と豊富

初心者も愛好家も、生クラフトビール本来のおいしさを、ゆったり味わえるお店です。

生ビールの持ち帰りには『REVOMAX』

では、生クラフトビールを、持ち帰り用に買ってみましょう。

ビールを持ち帰るには、「グラウラー（growler）」といって、炭酸飲料OKのマイボトル・水筒が必要ですが、欧米でも使われている、従来のグラウラーは、1ℓや2ℓの大容量タイプがほとんど。

「1人か2人で飲むので、大量には飲めないなぁ」
「少しずつ、いろんなビールを飲みたい」

という人には、炭酸OK・保冷36時間で、容量は355㎖・592㎖・950㎖の3タイプから選べる『REVOMAX』が、グラウラーにぴったりです。



お店に着いたら、グラウラーを渡して、飲みたいビールを選びましょう。『THINK'A』では、グラウラーの容量に合せて、10㎖単位で、ビールを販売しています。



本日のビールは、こちら。

• ゆずホ和イト（大阪・箕面ビール）
• Just Like Honey（東京・CRAFTROCK BREWING）
• Yellow Light （静岡・West Coast Brewing）

せっかくなので、3種とも買ってみました（笑）店長の松井さんも、「小さめのグラウラーを2本、3本持ってきて、飲み比べをする方が多いですよ」と、おすすめしています。

『REVOMAX』を渡すと、ボトル内を洗浄した後に、炭酸ガスをシューッと吹き込みます。注いだビールが、ボトル内の酸素によって、劣化（酸化）することを防ぐためです。

いよいよ、タップからビールを注ぎます。ビールをある程度まで注いだら、スプーンで大きな泡をつぶしたり、すくい出したり。



これも、泡が含んでいる酸素をとり除くため。もう一度、ボトルの口いっぱいまで、ビールを注いだら、こんもり盛り上がった泡をつぶしながら、フタをしてできあがりです。

ボトルいっぱいにビールが詰まっているので、そのまま持ち帰って大丈夫。『REVOMAX』なら、フタを開ける時も、噴きこぼれる心配は、まずありません。



鮮度が命なので、一度フタを開けたら、その日中に飲みきってください。楽しみに持ち帰って、家で、公園で、キャンプで、ゆっくり味わいましょう。



この日買ったビール3種を、MONOCOオフィスへ持ち帰って、スタッフみんなで飲んでみたら、“初めての味わい”に大騒ぎでした。

「これがビールだなんて驚き！「Yellow Light」はレモンみたいな、フレッシュな香り。苦みが少なくて、すっきりしてる」
「こっちの「Just Like Honey」は、はちみつのような甘い香り。でも、ほどよい苦みもあっておいしい」



「ゆずホ和イト」を、もう一度、飲んでみたら、お店で味わった、ゆずの華やかな香りとほろ苦さに、これだ！とうれしくなりました。

『REVOMAX』での「生クラフトビールの持ち帰り」、ちゃんとおいしいまま、テイクアウトできたので、ぜひおすすめします。

ビアマップ片手に、新しい味を探そう

『THINK'A』で、生クラフトビールのおいしさを知って、ほかのビールやお店も気になってきた……。

そんなあなたは、こちらの地図、『TAKE OUT BEER MAP』を使って、国内で、生クラフトビールの持ち帰りができるお店を探せます。


生ビールの持ち帰りができる店を探せる『TAKE OUT BEER MAP』

家の近所、旅行先、オフィスの近くに、いいお店がないか、楽しみながら探してみてください。

この『TAKE OUT BEER MAP』をつくっているのは、CORED株式会社。じつは、『THINK'A』の運営と、『REVOMAX』をはじめとする調理器具・家電の輸入販売をしている会社です。

おもしろいことに、『THINK'A』でコーヒーを淹れたり、ランチをつくったり、接客しているスタッフは、みんな、COREDで働いている社員たち。



『THINK'A』店長の松井さんは、COREDで扱っている商品の半分以上を担当してきた営業。



ランチ名物の「にんじんポタージュ」を、毎日夕方から仕込んでいる角田さんは、『THINK'A』ブランド担当です。


『REVOMAX』総代理店、CORED株式会社の角田さん

「はじめは、お客さんと話せるショールームを目指していたのですが、どうせなら、販売している調理器具を使って、自分たちでカフェをやろうという話に広がりました（笑）」と角田さん。

それから、松井さんを中心に、100以上の店を回って、スタッフ達が「これはおいしい」と実感した、クラフトビールやコーヒーの専門店にお願いして、例えば、ビールの注ぎ方や温度管理、コーヒーの淹れ方といった研修を受けて、2022年1月、『THINK'A』を、COREDオフィスの隣にオープンしました。



もとは、店長の松井さんも、営業の角田さんも、味が合わなかったり、体調を崩したりするので、「日本のビールは苦手」と思い込んでいたそう。

でも、「COREDは“凝り性”のスタッフが多い」と話す角田さんは、サーフィン歴25年。松井さんは、毎週末カレーを食べ歩いているカレーマニア。

持ち前の好奇心から、クラフトビールのおいしさに目覚めて、今では、好みのビールを発掘しては、『THINK'A』に並べるほどに。

「いま、コロナ禍で、ビアバーも、醸造所もピンチに陥っています。

それでも、ビールの量り売りを始めた飲食店のほうから、「『REVOMAX』が、サイズといい、つくりといい、グラウラーにぴったりなので、使ってもいいですか？店で販売もしたい」と、お問合せをいただく機会が、どんどん増えていきました。



私たちも『THINK'A』を始めて、同じ飲食店の仲間として、大変さがわかるので、少しでも助けになりたいと考えるなかで、『TAKE OUT BEER MAP』のアイデアが生まれました。

ぜひ、このビアマップを片手に、まだ知らない味わいを、探しにいってほしいです」（角田さん）



「ビール好きの人はもちろん、私たちがそうだったように、ビールが苦手な人こそ、『THINK'A』に来てほしいです。苦手な味や香り、好みを話していただければ、これぞというおすすめをご紹介します」（松井さん）


『THINK'A』のカウンターは、お客さんがスタッフと話しながら、好みに合うビールを選んだり、手淹れのコーヒーを味わったり、ゆったり過ごせる

さぁ、あなたも『REVOMAX』を持って、とびっきりおいしい生クラフトビールを買いにいきましょう！