ステンレスなのに電子レンジが使える、革新的な保存容器『cuitisan（クイッティサン）』。下ごしらえ、加熱、保存がひとつで完結する道具として、MONOCOでも大人気です。



編集担当・山口も『cuitisan』愛用者のひとり。使い始め当初は、便利だなという程度でしたが、今では毎日の必需品。調理道具としての個性もつかみ、『cuitisan』の得意料理を発見しました！



使い続けるうちに気づいたのですが、この『cuitisan』の得意料理のひとつが、葉野菜のレンジ加熱。「プラスティック容器でレンジ加熱」より、「鍋で茹でる」より、シャキシャキ感が残るのです。

何回か試し、家族で食べ比べても同意見。小松菜、ほうれん草、キャベツ、ちんげん菜 、もやしなど、何でもチンして、あっという間に１品できあがり。おひたし、ナムル、肉や魚の付け合わせなど、簡単美味しく作れちゃいます。

コツ（というほどでもない）は、以下3点。

1. 野菜を洗った後の水気を拭き取らず、そのまま『cuitisan』に入れる
2. 途中で一回取り出してかき混ぜる
3. 加熱が終わったら、水気を切る

乾燥と加熱ムラに気をつけるのがポイントです。



今回は、この「葉野菜をレンジ加熱」でできるレンジナムルの他、料理初心者でもズボラでも、らくらく簡単、編集担当・山口のデイリーレシピをご紹介します。

小松菜のレンジナムル

〈材料〉

• 小松菜：1袋
• 塩：ひとつまみ
• ごま油：小さじ１
• 中華だし：小さじ1/2

① 小松菜を長さ4,5 cmに切って、水気を拭き取らず『cuitisan』に入れる。小松菜1束が『cuitisan』の大サイズにちょうど入ります。


② 電子レンジ600wで3分加熱。途中で1回混ぜて、加熱ムラを防ぎます。フタなしでOK。


③ 水気を切って、熱いうちに塩・こしょう・ごま油・中華だし（味覇がおすすめ）を入れて混ぜる。好みですりおろしたニンニクを入れても。


できあがり

サラダチキン

胸肉とは思えないほど、しっとりできあがります。そのままはもちろん、サラダやパスタ、サンドイッチなどに使えるので、作り置きしておくと便利。電子レンジで加熱するときに、何度か裏返すのが加熱ムラを防ぐポイントです。

〈材料〉

• 鶏胸肉：２枚（500g）
• 塩：5g（肉の重量の１％）＊塩小さじ１は5〜6g
• こしょう
• オリーブ油：大さじ１
• ハーブ（バジル、ローズマリーなどお好みで）

① 皮を取って、フォークなどで穴を開けた鶏肉を『cuitisan』に入れ、塩・こしょう・オリーブ油・ハーブをまぶし、フタをして冷蔵庫で1日置く。


② フタを外し、電子レンジ600wで６分加熱。途中３回裏返す。


③ 指で表面を押してみて、弾力が出たら火が通った目安。


できあがり

水キムチ

好みの野菜を切って、米のとぎ汁に漬けるだけの簡単キムチ。ポイントは果物を入れること。りんごの他、なしやスイカでも。味にコクが出ます。漬け汁に乳酸菌がたっぷり含まれているので、漬け汁ごとどうぞ。

〈材料〉

• 米のとぎ汁：500ml
• 塩：小さじ2
• 砂糖：小さじ１
• にんにく：１片
• りんご：1/4個
• 赤唐辛子：2本（タネを取る）
• 好みの野菜：きゅうり、パプリカ、大根、にんじん ※写真のレシピ
  他には、ズッキーニ、小松菜、みょうが、白菜なども合います

① 米のとぎ汁、塩、砂糖を『cuitisan』に入れて電子レンジ600wで5分加熱


② にんにく、りんご、赤唐辛子、野菜各種を①に入れる


③ 常温で一晩置いておく。発酵するので、フタは軽く置く程度に。


できあがり

煮卵

そのままはもちろん、ラーメンやチャーハンに添えたり、お弁当に入れたり。作り置きしておくと便利です。

〈材料〉

• 卵：6個
• しょうゆ：100ml
• みりん：100ml
• 酒：50ml
• 砂糖：大さじ２

① 卵を6,7分茹でて殻を剥く。茹で上がってから殻全体に細かくヒビを入れて、水に2,3分つけておくと、スルッと殻がむけます。



② しょうゆ、みりん、酒、砂糖を『cuitisan』に入れて電子レンジ600wで5分加熱する。



③ ①のゆで卵を入れ、フタをして冷蔵庫で1日置く。



できあがり


どれも、実際に手を動かしている時間は10分程度。普段の食事の支度がグンとらくになるので、試してみてください。