なんて、みずみずしい空気……。

自然の中で感じる心地いい湿度や、透き通った風のように漂う『hito/toki（ひととき）』の香りに、一瞬で心を奪われました。



水の粒が弾けた時の爽やかさを感じる「SESERAGI」。木々の間から流れる風のような「KOMOREBI」。陽だまりのようにやわらかな質感の「YASURAGI」。

天保元年（1830年）から続く京都の『若林佛具製作所』が、1日の中でフラットな自分に戻る時間をつくるために考えた3つの香りは、深呼吸をしたくなる透明感があります。



『渋草柳造窯』がひとつひとつ手作業で仕上げた陶器製の香立て付きだから、ギフトにもぴったり。

「線香」は、ゆらゆらと流れゆく香煙を眺めているだけでも、そっと心を撫でられているような感覚に。



小瓶に入った芳香液に、付属のリードスティックを5秒ほど浸して立てる「ディフューザー」は、あなたの空間だけにやさしく香りが漂います。

香りを灯す一連の「所作」も、気持ちを切り替えるスイッチに。



ひとすじの香りがつくる、やすらぎの「空間」と息を抜ける「時間」の“間”が、あなたを無心に還らせてくれるはず。

香りに身を委ね、その余韻から自然とほどけていくまでの心穏やかな1時間を、お楽しみください。

《ここだけの話》編集者 井上まさこ

まるで、水を帯びたそよ風みたい……。

『hito/toki』の「SESERAGI」を焚いた時の第一印象から、すっかりファンになってしまいました。

部屋の中に新しい空気が流れてきたかのような自然な漂い方も、深呼吸したくなる清々しさも、どこまでも気持ちいい。



朝一番には、顔を洗うような爽やかさを「SESERAGI」から。

アイデアや切り口が煮詰まって、ひと息入れたくなる15時頃には、「KOMOREBI」の香りで、木陰でひと休み気分を。

仕事が終わってPCを閉じた後は、「YASURAGI」でオフモードに。

いま、私の中で『hito/toki』のリズム、流れができ上がっています。



調香を担当されたペレス千夏子さんのお話によると、『若林佛具製作所』からのオーダーは、「線香」はディフューザーのように、「ディフューザー」は線香のように漂う香りだったそう。

私がはじめて体験した時、まさにその言葉どおり感じたので、とても腑に落ちたと同時にこの曖昧な質感を設計できるなんて（天才ですか！）……と感動。

そして今回、「線香」は香りだけじゃなく、美しい煙の景色も含めて楽しむものと気づきました。



「煙」の撮影中、カメラマンが「煙って……癒されますね。」とぽつり。その美しさに見惚れて動画を止めることを忘れ、ふたりでぼんやり眺めてしまったほど。

その景色も、ぜひ味わっていただきたいです。

「ディフューザー」は、自分だけがほのかに楽しめるように作られているので、一緒に暮らしている家族や、職場の同僚にも気兼ねなく使えると思います。

小さなお子さんがいらっしゃるご友人や、火の扱いが心配なご両親へのギフトにもおすすめです！