なんの模様かわかる？
難易度レベル1〜3のハンカチで、謎解きコミュニケーション｜sugata
「これ、なんの模様かわかる？」
いつもの商品会議で、MONOCO代表・柿山がニンマリしながらハンカチを広げました。
「え、なんだろう？」
「ちょっと待って……あっ！」
『sugata（スガタ）』のデザイナー・染谷昌宏さんがハンカチの中に仕掛けた“こたえ”は、なかなかの難解でした（笑）。
難易度レベル1〜3のハンカチを眺めながら、ウンウン唸っている時間も会話も、なんだか楽しい。
初対面の相手との会話ネタに困った時や、仕事中のアイスブレイクにもなってくれる、まさに大人のコミュニケーションツールです。
模様の中に隠されたメッセージ、へぇ〜！な“問いと解”、知的なグラデーションと水玉の関係……知ればムフフとなっちゃいますよ。
あなたはどの模様（仕掛け）がお好き？
この模様をよ〜く見てください。
何が隠れているかわかりますか？
じっくり探せば、私たち人類にとって大切な言葉が見つかるはず。
答えは……LOVE！
パッと見た感じでは幾何学模様のような印象ですが、気づけば誰もがキュンとくる愛の言葉が。
「文字って“模様”だなと思ったんです。
意味があるから意味として受け取っちゃうけれど、たくさん並べた時に密度の違いで模様になって見えてくる。
じつは同じだけど違って見えるものって、密度や配列、性質の違いによって、異なって見えているんですよね。
モノゴトって、じつは全部そうなのかもしれません。分解していったら、きっと同じモノでできているんじゃないかな。」
とデザイナーの染谷さん。
だから一番小っ恥ずかしくて、もっとも強い意味を持つ文字の羅列で、それを表現したかった。
それが、LOVEでした。
ハンカチを広げて、4つの「LOVE」を探してみてください
こんな愛のメッセージなら、誕生日やクリスマス、バレンタインのギフトに思い切って贈れちゃいますね！
ちなみにこちらの「部分集合」のハンカチは、じっくり眺めたら答えがわかる率は90％くらい。MONOCOスタッフ10人中、回答できなかったのは1人でした。
こちらの「正方形」模様、数学好きにはたまらない“問いと解”が隠れています。
それは、1902年に数学者のニコライ・ルジンが出した問い。
「正方形を、2個以上のすべて異なる大きさの正方形で重複も隙間もなく埋めることができるのか？」
ルジン自身も、この問いの解は存在しないと予想していました。
その後、いくつかの解が発見されたものの、最終的には1978年にコンピューターを用いて21個の正方形で埋められることを発見。それが最小かつ唯一（他には存在しない）のものであることも証明されました。
“ルジンの問題”として知られる「正方形分割正方形」が、このハンカチで表現されているのです。
残念ながら、MONOCOスタッフにはこの問題を知る人がおらず解答者ゼロでしたが、そのロジックを聞いてひとつ賢くなった気分でした！
たたむとモダンな黒いハンカチに！
「正方形って不思議に思わないカタチなのに、この『正方形分割正方形』を通して見ると、不思議でもあり、面白さも感じる。
本当はただ“黒いハンカチ”が欲しかったのですが（笑）、それだと何のコミュニケーションも発見もないので……。
今までと違う、新鮮に見えるデザインってないかなと思ってつくりました。」（染谷さん）
数学好きな友人に贈ったら、きっと目を輝かせて喜んでくれるはずです。
誰もが小学生時代に通ったであろう掛け算「九九（くく）」。
なんと、こちらのハンカチ「乗算」には、その「九九表（掛け算表）」が隠れているのです。
数字をドットに置き換えたことで生まれた、水玉模様のグラデーション。
九九表がこのハンカチの設計図に
上記の設計図を見ても、まだ隠された「九九」が見つけられない……と不安に思ったそこのアナタ。
ぜひハンカチを縦・横に9等分に折って、ドットの数を数えてみてください。
一番密集している右下の1マス内には、ドットが81個。
つまり、9×9＝81ということ。
その対角線上にある1マスには、ドットは1個のみ。
そう、つまり1×1＝1ということ。
「小学生の娘が掛け算を習っていて、部屋に九九表が落ちていたんです。
それを見て、掛け算ってグラデーションだなと思いました。
“目新しさ”って、あっという間に流れて慣れていくから、“当たり前”が新鮮に見えるようなモノをつくりたい。
誰も見たことのないグラデーションと水玉模様を作りたかった。」（染谷さん）
水玉模様の中に隠されたヒミツを、自分だけ知っているのもなんだか嬉しい。
ワクワクが詰まったハンカチ広げて、ぜひ仲良くなりたい人と一緒に謎解きコミュニケーションをお楽しみください。
いつもの商品会議で、MONOCO代表・柿山がニンマリしながらハンカチを広げました。
「え、なんだろう？」
「ちょっと待って……あっ！」
『sugata（スガタ）』のデザイナー・染谷昌宏さんがハンカチの中に仕掛けた“こたえ”は、なかなかの難解でした（笑）。
難易度レベル1〜3のハンカチを眺めながら、ウンウン唸っている時間も会話も、なんだか楽しい。
初対面の相手との会話ネタに困った時や、仕事中のアイスブレイクにもなってくれる、まさに大人のコミュニケーションツールです。
模様の中に隠されたメッセージ、へぇ〜！な“問いと解”、知的なグラデーションと水玉の関係……知ればムフフとなっちゃいますよ。
あなたはどの模様（仕掛け）がお好き？
レベル1：メッセージが隠れているよ
この模様をよ〜く見てください。
何が隠れているかわかりますか？
じっくり探せば、私たち人類にとって大切な言葉が見つかるはず。
答えは……LOVE！
パッと見た感じでは幾何学模様のような印象ですが、気づけば誰もがキュンとくる愛の言葉が。
「文字って“模様”だなと思ったんです。
意味があるから意味として受け取っちゃうけれど、たくさん並べた時に密度の違いで模様になって見えてくる。
じつは同じだけど違って見えるものって、密度や配列、性質の違いによって、異なって見えているんですよね。
モノゴトって、じつは全部そうなのかもしれません。分解していったら、きっと同じモノでできているんじゃないかな。」
とデザイナーの染谷さん。
だから一番小っ恥ずかしくて、もっとも強い意味を持つ文字の羅列で、それを表現したかった。
それが、LOVEでした。
ハンカチを広げて、4つの「LOVE」を探してみてください
こんな愛のメッセージなら、誕生日やクリスマス、バレンタインのギフトに思い切って贈れちゃいますね！
ちなみにこちらの「部分集合」のハンカチは、じっくり眺めたら答えがわかる率は90％くらい。MONOCOスタッフ10人中、回答できなかったのは1人でした。
レベル2：数学好きなら分かるかも
こちらの「正方形」模様、数学好きにはたまらない“問いと解”が隠れています。
それは、1902年に数学者のニコライ・ルジンが出した問い。
「正方形を、2個以上のすべて異なる大きさの正方形で重複も隙間もなく埋めることができるのか？」
ルジン自身も、この問いの解は存在しないと予想していました。
その後、いくつかの解が発見されたものの、最終的には1978年にコンピューターを用いて21個の正方形で埋められることを発見。それが最小かつ唯一（他には存在しない）のものであることも証明されました。
“ルジンの問題”として知られる「正方形分割正方形」が、このハンカチで表現されているのです。
残念ながら、MONOCOスタッフにはこの問題を知る人がおらず解答者ゼロでしたが、そのロジックを聞いてひとつ賢くなった気分でした！
たたむとモダンな黒いハンカチに！
「正方形って不思議に思わないカタチなのに、この『正方形分割正方形』を通して見ると、不思議でもあり、面白さも感じる。
本当はただ“黒いハンカチ”が欲しかったのですが（笑）、それだと何のコミュニケーションも発見もないので……。
今までと違う、新鮮に見えるデザインってないかなと思ってつくりました。」（染谷さん）
数学好きな友人に贈ったら、きっと目を輝かせて喜んでくれるはずです。
レベル3：ヒントは「九九」！
誰もが小学生時代に通ったであろう掛け算「九九（くく）」。
なんと、こちらのハンカチ「乗算」には、その「九九表（掛け算表）」が隠れているのです。
数字をドットに置き換えたことで生まれた、水玉模様のグラデーション。
九九表がこのハンカチの設計図に
上記の設計図を見ても、まだ隠された「九九」が見つけられない……と不安に思ったそこのアナタ。
ぜひハンカチを縦・横に9等分に折って、ドットの数を数えてみてください。
一番密集している右下の1マス内には、ドットが81個。
つまり、9×9＝81ということ。
その対角線上にある1マスには、ドットは1個のみ。
そう、つまり1×1＝1ということ。
「小学生の娘が掛け算を習っていて、部屋に九九表が落ちていたんです。
それを見て、掛け算ってグラデーションだなと思いました。
“目新しさ”って、あっという間に流れて慣れていくから、“当たり前”が新鮮に見えるようなモノをつくりたい。
誰も見たことのないグラデーションと水玉模様を作りたかった。」（染谷さん）
水玉模様の中に隠されたヒミツを、自分だけ知っているのもなんだか嬉しい。
ワクワクが詰まったハンカチ広げて、ぜひ仲良くなりたい人と一緒に謎解きコミュニケーションをお楽しみください。
《ここだけの話》編集者 井上まさこ
「LOVEって小っ恥ずかしいじゃないですか（笑）だから小さくしてみたんです。」
『sugata』のデザイナー・染谷さんが照れ笑いしながら見せてくれた「LOVE」のハンカチとその紹介の仕方に、MONOCO代表・柿山は心を奪われちゃったんだとか。
お財布シリーズですっかり『sugata』のファンになった私も、染谷さんの頭の中にあるユニークな発想が詰まった「43㎠の四角い布」に魅了されずにはいられませんでした。
ハンカチを小さく折りたたんだ時、真ん中ではなく“はしっこ”に「LOVE」を配置するあたりに、「小っ恥ずかしいじゃない」の精神が宿っているような気がして、口角がゆるんじゃいます。
数学が得意でなくても、フツウの模様じゃないこの子たちを、いつもポケットの中に忍ばせていたいなぁと思いました。
『sugata』のデザイナー・染谷さんが照れ笑いしながら見せてくれた「LOVE」のハンカチとその紹介の仕方に、MONOCO代表・柿山は心を奪われちゃったんだとか。
お財布シリーズですっかり『sugata』のファンになった私も、染谷さんの頭の中にあるユニークな発想が詰まった「43㎠の四角い布」に魅了されずにはいられませんでした。
ハンカチを小さく折りたたんだ時、真ん中ではなく“はしっこ”に「LOVE」を配置するあたりに、「小っ恥ずかしいじゃない」の精神が宿っているような気がして、口角がゆるんじゃいます。
数学が得意でなくても、フツウの模様じゃないこの子たちを、いつもポケットの中に忍ばせていたいなぁと思いました。
仕様・インフォメーション
- サイズ：縦430×横430mm
- 素材：綿100％
- 生産国：日本
《お手入れについて》
※漂白剤やタンブラー乾燥機はご使用いただけません。
※洗濯後はかたちを整えてから陰干しをしてください。
※摩擦や洗濯により、多少の色落ちが生じる場合があります。
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