美しい日本の四季をまとう
使う人の生活やアイデアで、自由自在に物を包む|風呂敷(フロシキ)・東山魁夷コレクション
昭和を代表する日本画家・東山魁夷(1908年~1999年)が描いた作品がプリントされた絹の風呂敷。
多用途につかえる「風呂敷」
風呂敷:「水辺の朝」
風呂敷は、もともと江戸時代、銭湯の普及とともに「風呂で敷く布」として庶民に普及し、やがて物を包む・運ぶ布としても広く使われるようになりました。たためば小さくなり、軽量で繰り返し使えるため、近年エコアイテムとしても見直されています。
使いやすい大風呂敷サイズで、菓子折りのほか細長い瓶も包むことができます。旅行用の荷物をまとめたり、バッグの中に忍ばせて買い物などで手荷物が増えたときにエコバッグとして使ったり、ピクニックでお弁当やワインを包んでいくなど、使う人の生活やアイデアに合わせて自由自在。
一見何の柄かわからないけれど、実は東山魁夷のアートである。そんな粋な使い方を日常的に楽しめるのも魅力の一つです。
東山魁夷が見つめた自然の美しさをプリント
生涯を通じて旅を重ね、風景画を描き続けた魁夷が一貫して追い求めたものは、自然が見せる多様な表情の内に潜む「生」の証でした。
移り変わり、流れていくものが生命の現れであると考えていた魁夷は、自然の風景を切り取っただけではなく、その上に、その風景を見ている自身の心を重ねるという、いわば心象風景画(現実ではなく、心の中に思い描いたり刻み込まれた風景画)を描き続けました。
絵を描く際、人間である以上、現実で起こったことや、それに対して喜びや怒り、迷いなど感情を抱くことは当然です。しかし、そういった個々の感情は、旅を続け、風景との密やかな会話を交わす過程で、具体性が取り払われ抽象化されていきます。
その鈍化された感情が織り成す微妙なニュアンスは、濁りのない澄み切った叙情性を作品に与え、その平明で分かりやすい表現は、深い精神性とともに多くの人を惹きつけています。
こうして生まれた魁夷の絵を、独自の改良を重ねたデジタル捺染によって忠実に再現。
今回の東山魁夷コレクションでは、微妙な色調や繊細なタッチの表現にとどまらず、東山作品の叙情あふれる澄み切った空気や、世界観の表現にまでこだわりました。薄い生地にどこまで表現できるか、満足いくものに昇華するまで、色合いの微妙な調整など、2年近くも試行錯誤を重ねました。
日本を代表する画家の一人である東山魁夷の日本画が描かれた美しい風呂敷は、日本をこよなく愛する方や、外国のお客様へのプレゼントとしても喜ばれます。
普段にもハレの日にも持てる、美しい色柄と最上級の素材
風呂敷:「行く秋」
物を包むと、その柔らかい色合いと抽象的に見える柄によって、着る服を選ばずに、風呂敷を持つ人のスタイルに馴染みます。
生地は、表面に細かいシボがあり、上品な光沢を持つシルクデシン(絹)を採用。風呂敷に使われる素材は、綿やレーヨン、ポリエステルなどがありますが、絹はそのなかでも最上級。日常使いはもちろん、お祝い事などのハレの日にも持つことができます。
~作品について~
<緑響く>
制作年:昭和57年
取材地:長野県茅野市、蓼科高原
所蔵先:長野県信濃美術館 東山魁夷館
<水辺の朝>
制作年:昭和47年
取材地:ドイツ北部、オイティーン
所蔵先:長野県信濃美術館 東山魁夷館
<宵桜>
制作年:昭和57年
取材地:奈良県、吉野
所蔵先:吉野石膏株式会社
<行く秋>
制作年:平成2年
取材地:ドイツ北部
所蔵先:長野県信濃美術館 東山魁夷館
<商品仕様> 素材:シルクデシン(絹 100%)日本製
サイズ:94cm×94cm
お手入れ方法:ドライクリーニング
多用途につかえる「風呂敷」
風呂敷:「水辺の朝」
風呂敷は、もともと江戸時代、銭湯の普及とともに「風呂で敷く布」として庶民に普及し、やがて物を包む・運ぶ布としても広く使われるようになりました。たためば小さくなり、軽量で繰り返し使えるため、近年エコアイテムとしても見直されています。
使いやすい大風呂敷サイズで、菓子折りのほか細長い瓶も包むことができます。旅行用の荷物をまとめたり、バッグの中に忍ばせて買い物などで手荷物が増えたときにエコバッグとして使ったり、ピクニックでお弁当やワインを包んでいくなど、使う人の生活やアイデアに合わせて自由自在。
一見何の柄かわからないけれど、実は東山魁夷のアートである。そんな粋な使い方を日常的に楽しめるのも魅力の一つです。
東山魁夷が見つめた自然の美しさをプリント
生涯を通じて旅を重ね、風景画を描き続けた魁夷が一貫して追い求めたものは、自然が見せる多様な表情の内に潜む「生」の証でした。
移り変わり、流れていくものが生命の現れであると考えていた魁夷は、自然の風景を切り取っただけではなく、その上に、その風景を見ている自身の心を重ねるという、いわば心象風景画(現実ではなく、心の中に思い描いたり刻み込まれた風景画)を描き続けました。
絵を描く際、人間である以上、現実で起こったことや、それに対して喜びや怒り、迷いなど感情を抱くことは当然です。しかし、そういった個々の感情は、旅を続け、風景との密やかな会話を交わす過程で、具体性が取り払われ抽象化されていきます。
その鈍化された感情が織り成す微妙なニュアンスは、濁りのない澄み切った叙情性を作品に与え、その平明で分かりやすい表現は、深い精神性とともに多くの人を惹きつけています。
こうして生まれた魁夷の絵を、独自の改良を重ねたデジタル捺染によって忠実に再現。
今回の東山魁夷コレクションでは、微妙な色調や繊細なタッチの表現にとどまらず、東山作品の叙情あふれる澄み切った空気や、世界観の表現にまでこだわりました。薄い生地にどこまで表現できるか、満足いくものに昇華するまで、色合いの微妙な調整など、2年近くも試行錯誤を重ねました。
日本を代表する画家の一人である東山魁夷の日本画が描かれた美しい風呂敷は、日本をこよなく愛する方や、外国のお客様へのプレゼントとしても喜ばれます。
普段にもハレの日にも持てる、美しい色柄と最上級の素材
風呂敷:「行く秋」
物を包むと、その柔らかい色合いと抽象的に見える柄によって、着る服を選ばずに、風呂敷を持つ人のスタイルに馴染みます。
生地は、表面に細かいシボがあり、上品な光沢を持つシルクデシン(絹)を採用。風呂敷に使われる素材は、綿やレーヨン、ポリエステルなどがありますが、絹はそのなかでも最上級。日常使いはもちろん、お祝い事などのハレの日にも持つことができます。
~作品について~
<緑響く>
制作年:昭和57年
取材地:長野県茅野市、蓼科高原
所蔵先:長野県信濃美術館 東山魁夷館
<水辺の朝>
制作年:昭和47年
取材地:ドイツ北部、オイティーン
所蔵先:長野県信濃美術館 東山魁夷館
<宵桜>
制作年:昭和57年
取材地:奈良県、吉野
所蔵先:吉野石膏株式会社
<行く秋>
制作年:平成2年
取材地:ドイツ北部
所蔵先:長野県信濃美術館 東山魁夷館
<商品仕様> 素材:シルクデシン(絹 100%)
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