キャンドルが溶けたら、火を消して数分。

温かいオイルに指をトプッ。

とろとろのオイルを肌に広げると、あぁ、じんわりと疲れが溶けていく…。

穏やかな香りに心ごと包まれて、まるでリゾートホテルのスパにいるような心地よさ。



「炎を眺める」「香りを味わう」に加え、「触れて」愉しむ「マッサージキャンドル」です。

新たなキャンドルの愉しみ方を拓いたのが、スウェーデンのホームフレグランスブランド『KLINTA（クリンタ）』。



ベースは、オーガニック由来の菜種油と「Eco Soya」認証取得のソイワックス。香りは、天然精油（エッセンシャルオイル）のみ。

融点が低く55℃で溶けるから、数分待つだけで触れる温度に。肌を温めつつ、たっぷりの美肌成分で保湿も叶います。



肌がやわらぎ、しっとり整うころには、心も身体もゆるんでお休みモード。ほんのりとした香りとともに、シームレスに眠りの時間へ。

考え事を手放しにくい毎日、入眠セレモニーに「マッサージキャンドル」を取り入れて、心地よくスイッチオフしてみませんか？

キャンドルを肌に塗る、新しい愉しみ方

写真は「180ml」

「キャンドルを肌に塗る」

日本ではあまり馴染みがありませんが、「炎を眺める」「香りを味わう」に続く、キャンドル第３の愉しみ。

この愉しみ方を世界に先駆けて提案したのが、KLINTA（クリンタ）社。スウェーデン南部の自然豊かな都市・KLINTAに本社を構える、ホームフレグランス専門メーカーです。



人口的な防腐剤、着色料、硫酸塩、動物性物質、その他添加物は一切使用せず、動物実験も行わず、自然と共にあることがポリシー。

さまざまなコレクションがあるなか、『AROMATERAPI by KLINTA』は、香料にピュアな天然精油のみを使用したシリーズ。


写真は「The Years 12個セット」

リラックスタイムやヨガの時間を豊かに演出するアイテムとして、北欧のナチュラリストたちに愛されています。


写真左「The Days ４個セット」、写真右「180ml」

ベースは、オーガニック由来の菜種油とソイワックスのみ。パラフィンや蜜蝋は含まれていません。日本の高い安全基準もクリアし、子どもでも安心して肌に塗ることができます。

＜菜種油＞

食品用に作られた、オーガニック由来の菜種油を使用。菜種は、EU基準に基づき、遺伝子組み換えでない栽培法で収穫されています。

＜ソイワックス＞

遺伝子組み換えでない、農薬及び除草剤を含まない有機大豆製品のみに与えられる「Eco Soya」認証取得。100%オーガニックで、ビタミンEをたっぷり含みます。



キャンドルウォーマーとも相性の良いサイズ

「溶けたオイルって熱くないの？」と心配になるかもしれませんが、ソイワックスの融点は約55℃（ドライヤーでも溶ける！）。火を消して数分でちょうど良い温度になるので、直に触れられるのです。

指ですくって肌に塗ると、オイルの温かさが肌に伝わり、じんわり疲れが溶けていくよう。その心地よさは、ホットタオルを当てた時の感覚に似ています。



オイルにはビタミンEがたっぷり。保湿と美肌効果が期待できるので、マルチバームのように使うことも。伸びがよくてベタつくこともなく、少量で広範囲に塗ることができます。

オイルを塗り終えたら、肌はしっとり、香りがふんわり。心身をゆるめきってベッドに潜りこめば、コトンと眠りにつけそうです。

《ここだけの話》編集者 山口裕子

キャンドルを灯す生活に憧れはあるものの、就寝直前までスマホや本を手放すことができず、インテリアとして飾るだけにとどまっていました。

最近は、なかなか寝つけない日が週に何度かあるのですが、寝る前に「マッサージキャンドル」を試したところ、リラックス状態に引き込まれるよう！


写真は「The Days ４個セット」

照明を落としてゆったりとしたピアノ曲を流し、キャンドルの炎のゆらぎとアロマの香りに心傾けると、あっという間に目の焦点がぼやけていきます。空間が溶けるような感覚。

これは私だけかもしれませんが、体から力が抜けきると目の焦点が合わなくなることがあります。意図してできることでもなく、少しでも考え事をしているとこの状態にはなりません。眼球を支える筋肉までゆるむということかも。


写真は「The Years 12個セット」

ふと我にかえり、キャンドルの火を消すと、アロマの香りと炎の香りがフワッと広がり、部屋の空気が清浄されたように感じました。

瞑想やマインドフルネスをちゃんと実践したことはないのですが、こんな感覚なのかなと。



溶けたオイルは、ボディクリームとしても優秀。特に乾燥しがちな爪に念入りに塗っています。ベッドに入ると、ふんわり香って夢心地。次の記憶は、もう朝です。