
写真は「YAGASURI(矢絣)」
『NENRIN CLOCK』は、佐賀・神埼市にある「ミマツ工芸」(創業1972年)がつくっています。

この地域は、昔から木工が盛んで、ミマツ工芸も、婚礼用のタンスやテーブルといった、家具のパーツを専門に、ずっとつくってきました。
ミマツ工芸の2代目社長、實松英樹(さねまつ・ひでき)さんは、職人として、腕を磨いていましたが、ある思いを抱えていました。

ミマツ工芸の2代目社長、實松英樹(さねまつ・ひでき)さん
「家具のパーツは売れていたけれど、私たちは、タンスやテーブルを買ったお客さんの顔を知りません。
そして、この地域に木工所は多いけれど、おたがい、何をつくっているかを知りません。それがずっと普通でした。
でも、やっぱり、自分たちの仕事を、まわりに知ってもらいたいし、買ってくれた人の顔や声を知りたい」
その思いから、自社でのものづくりをスタート。1998年、最初の商品は、丸太を切った断面を、そのまま活かした「年輪時計」でした。

「年輪時計」から20年後にできた『NENRIN CLOCK』。写真は「YAGASURI(矢絣)」
続いて、人気の『M.SCOOP』シリーズを始めとする、木工商品をつくり出していった實松さんでしたが、
「2015年、パリの展示会に出展した時、海外のバイヤーから問われて、衝撃を受けました。
なぜ、日本の木でつくらないの?
日本には、木がないの?
日本の木工は、アメリカ産を始め、価格も量も質も安定している外材を使うことが当たり前でした。
でも、なぜ、わざわざアメリカの木を輸入して、日本でつくった製品を、パリへ持ってきているのか。
もう一度、自分のものづくりを、問い直すきっかけになりました」
その答えが、2018年、地元・佐賀の杉でつくった『NENRIN』シリーズです。

写真上は「YAGASURI(矢絣)」。同じ矢絣柄のティッシュケースもある
外材が中心だった業界で、木目や色、乾燥具合、加工の精度といった、質のそろった国産材、しかも、県内産を探すのは、簡単ではありませんでした。
「探しては切って、探しては切ってのくり返し。木が見つかってからも、いまの「YAGASURI(矢絣)」や「HAMON(波紋)」にたどり着くまでに、幅や角度を、何度も試行錯誤して、やっとできあがりました」(實松さん)

写真は「YAGASURI(矢絣)」
幸せを祈る『NENRIN CLOCK』は、家族や親しい友人、会社や長年の取引先といった、大切な人たちへの贈り物に、選ばれ続けています。

大切な人への贈り物にふさわしい『NENRIN CLOCK』は、すべて写真のギフトボックス入りです。写真は、本品の「HAMON(波紋)」
「私たちの人生が、一人ひとり違うように、杉の木もさまざまです。切ってみると、例えば、真ん中の芯材は、赤みがかったものから、茶色、黒っぽいものまであったり、色もサイズもバラバラ。
でも、それは1本1本すべてが、それぞれの一生を生き抜いてきた証で、私たち一人ひとりの人生と同じなので、大事にしたい。
だから、それぞれの杉の個性を活かすために、ひとつの時計は、1本の木から、すべてつくり上げるようにしています」(實松さん)

裏面プレートには、ギフトを贈る相手へ、想いが伝わる吉祥文様の解説を。本体右下には、一つひとつ、シリアルナンバーの刻印入り
この世にひとつだけの『NENRIN CLOCK』、あなたの大切な人の節目に、ぜひ贈ってください。
