【予約販売】
受注締め切り:11月8日(日)
お届け:12月中旬予定
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「この作品、好きだな」と、美術館でふと足を止めたことはありませんか?
そのときは理由がわからなくても、作品の背景や、つくられた理由を知ると、次に見たとき、また違った魅力に気づくことがあります。

今回ご紹介するのは、“世界一美しい美術館”ともいわれる、デンマークの『ルイジアナ美術館』の展覧会アーカイブポスター。
アルネ・ヤコブセン、デヴィッド・ホックニー、ジャン=ミシェル・バスキアなど、名だたるアーティストの作品から、14点を選りすぐりました。
作品を押すと、作品背景とバイヤーコメントへ移動します。

ただ「おしゃれだから」ではなく、知るほどに、見るたびに、味わいが深まる_________そんな、長く飾りたくなる作品たちです。
今回は、期間限定のスペシャル受注会。ルイジアナ美術館から一枚ずつ取り寄せてお届けします。
※商品にフレームは含まれません。
「A2フレーム」はこちら
各作品の「作品背景」「バイヤーコメント」は、下の項目より選んでご覧ください。
作品名:House of the Future 作者:Arne Jacobsen

【作品背景】
エッグチェア・スワンチェアで知られる北欧デザインの巨匠アルネ・ヤコブセン(1902–1971)が、27歳の時に建築家フレミング・ラッセンと共同設計した「未来の家」の水彩画による設計図。
デンマーク建築家協会のコンペで1位を獲得し、同年コペンハーゲンで開催された住宅・建築展では、実物大の建物として登場。
展示終了後に解体されたため、今は図面や写真などでしか見ることのできない、ヤコブセン初期の代表的な仕事のひとつ。

【バイヤーコメント】
実在しない未来の家を、27歳のヤコブセンが描いていた。建築やデザインへの興味が深まるほど、新たな発見がある作品。
エッグチェアなど、ヤコブセンの家具を愛用している方なら、あの名作を生んだ巨匠の“若き日の夢”として、さらに楽しめるはず。
同じヤコブセンの「Skovshoved Gas Station」と並べれば、“未来の家”から約30年後まで、ヤコブセンの歩みを感じられる2点セットに。
作品名:Gas Station (Skovshoved1936) 作者:Arne Jacobsen

【作品背景】
エッグチェア・スワンチェアで知られる北欧デザインの巨匠アルネ・ヤコブセン(1902–1971)が設計した、ガソリンスタンドの建築ドローイング。
コペンハーゲン北部の海辺、ベルビュー地区に今も残るこの建物は、ヤコブセンが手がけた「白い街」の建築群のひとつ。
白い外観に、キノコのように大きく張り出した楕円形の屋根。シンプルな形の中に、機能性と美しさを兼ね備えた、デンマークの初期モダニズムを代表する建築です。
このポスター自体は、2002年にルイジアナ美術館で開催されたヤコブセン生誕100周年記念展のためにつくられたもの。

【バイヤーコメント】
朝の光と夕方の光で、建物の白さの表情がまったく変わる。フラットに見えて、実は立体的な影や屋根の形など、眺めるほどに新しい発見があるのも魅力。
実在する建築を描いたドローイングを、アートとして楽しめるのも、この作品の面白さです。
「House of the Future」と並べれば、若きヤコブセンの発想が、約8年の時を経てどう形になったのか。ひとつの物語として楽しめます。
作品名:Park Hotel Münich 作者:David Hockney

【作品背景】
英国の国民的画家、デヴィッド・ホックニー(1937年生まれ)によって描かれた、ホテルの一室。
ホックニーが繰り返し描く、「室内と光」の世界を象徴するような作品。
ベッドやカーテン、窓から差し込む光。何気ない室内の風景を、ホックニーならではの色彩と視点で切り取っています。

【バイヤーコメント】
朝・昼・夜と、部屋に差し込む光の角度が変わるたびに、絵の表情も違って見える。特に、縦縞のカーテンがつくる光と影は、何度見ても「もう一度見てみよう」と思わせる引力があります。
旅先のホテルを思い出したり、自分だけの記憶を重ねたり。身近なモチーフと美しい色合いは、アートポスターを初めて飾る方にもおすすめ。
作品名:Dyssemmétrie 作者:Louise Bourgeois

【作品背景】
フランス系アメリカ人であるルイーズ・ブルジョワ(1911–2010)は、98歳で亡くなるまで、長きにわたって創作を続けたアーティスト。
巨大な蜘蛛の彫刻《Maman》で知られる一方、身体や記憶、心の動きをテーマに、彫刻からドローイングまで幅広い作品を残しています。
フランス語で「非対称」を意味する「Dyssemmétrie」は2002年の作品。左右の均衡をあえて崩したような形が、見る人の視線を自然と揺さぶります。
フェミニズムアートへの関心が高まるなか、ブルジョワの作品は改めてその存在感を増しています。

【バイヤーコメント】
あえて崩された形だからこそ、見るたびに気になる。非対称なのに、なぜか安定して見える。そのアンバランスさが、この作品の面白さです。
「なぜ、この形が気になるんだろう?」と考えながら見ていると、左右の形や余白、線のバランスにも目が向いてきます。
作品名:Los Alamos 作者:William Eggleston

【作品背景】
ウィリアム・エグルストンは、何気ない風景や日常の一瞬を、鮮やかな色彩と独特の構図で切り取ることで知られるアメリカの写真家。
本作は、1960年代半ばから1974年にかけて撮影された代表作「Los Alamos」シリーズの一枚。
1976年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展を開催。当時、商業写真やスナップ写真のイメージが強かったカラー写真を、ファインアートとして広く認めさせるきっかけとなりました。

【バイヤーコメント】
このラインナップ唯一の写真作品。
窓の外一面に広がる雲。その先にどんな景色が広がっているのだろう。まだ見ぬ場所へ向かう期待と、どこまでも自由になれるような開放感が広がります。
眺めるたびに、いつもの部屋からふっと遠くへ連れ出してくれる。そんな旅気分を楽しめるポスターです。
作品名:The End — Man On Dock 作者:Ragnar Kjartansson

【作品背景】
アイスランド出身のパフォーマンス・映像アーティスト、ラグナル・キャルタンソン(1976年生まれ)の作品。
2009年のヴェネチア・ビエンナーレで、キャルタンソンは同じ会場で、友人をモデルに1日1枚ずつ油彩画を制作。6ヶ月間続けて、最終的に144枚が生まれました。
本ポスターに描かれているのは、その中の1枚。ヴェネチアの運河に向かって宮殿から張り出したデッキに佇む男性の姿が描かれています。

【バイヤーコメント】
これは何かが起きた後の静けさなのか、それとも、何かが起きる前の緊張なのか。答えがひとつに決まらないからこそ、見るたびに想像が広がります。
静かな風景に漂う、どこか物悲しい余韻。そこには、日本の「もののあわれ」に通じる情緒も感じられます。
そして、この物悲しい作品を淡いピンクで縁取ったデザインセンスも絶妙。作品にほんのり甘い空気を添えて、ポスターとしての存在感を引き立てています。
作品名:The End — Red Stripes 作者:Ragnar Kjartansson

【作品背景】
アイスランド出身のパフォーマンス・映像アーティスト、ラグナル・キャルタンソン(1976年生まれ)の作品。
2009年のヴェネチア・ビエンナーレで、キャルタンソンは同じ会場で、友人をモデルに1日1枚ずつ油彩画を制作。6ヶ月間続けて、最終的に144枚が生まれました。
本ポスターに描かれているのは、その中の1枚。繰り返し描き続けた時間を思わせる、赤いストライプが印象に残ります。

【バイヤーコメント】
静かな室内、整然と並ぶラインに安心感を覚える一方で、鮮烈な赤には、こちらへ迫ってくるような強さも感じます。
穏やかさと緊張感。その両方を感じさせるからこそ、見るたびに印象が変わる。気づけば、また目を向けてしまう作品です。
作品名:The End (Pink) 作者Ragnar Kjartansson

【作品背景】
アイスランド出身のパフォーマンス・映像アーティスト、ラグナル・キャルタンソン(1976年生まれ)の作品。
2009年のヴェネチア・ビエンナーレで、キャルタンソンは同じ会場で、友人をモデルに1日1枚ずつ油彩画を制作。6ヶ月間続けて、最終的に144枚が生まれました。
本ポスターに描かれているのは、その中の1枚。柔らかなピンクに包まれた室内に、ポツンと佇む人物。力強い色彩の作品とはまた違う、穏やかでどこか物憂げな空気が漂います。

【バイヤーコメント】
柔らかなピンクと横長の構図が、「The End」シリーズ3点の中でも、ひときわ穏やかな表情。
縦型の2点と組み合わせれば、サイズや向きの違いがアクセントになり、壁そのものがひとつのアートに変わります。
もちろん一枚でも十分に存在感がありますが、3点揃えると、それぞれの色や構図の違いが引き立ち、「The End」という作品群をより豊かに味わえます。
作品名:Tables 作者:Simon Hantaï

【作品背景】
ハンガリー生まれのフランス人画家、シモン・アンタイ(1922–2008)。本作「Tables」は、アンタイを代表する「Tabulas(タブラ)」シリーズの一作。
キャンバスを規則的に折り、ところどころ結んだ状態で絵具を施す「プリアージュ(折り畳み)」という技法。
広げると、色と白い余白が独特の格子状に現れ、整然とした形の中に、色のにじみや不規則なかたちが生まれるのが特徴。
意図してつくられた規則性と、折り方や絵具によって生まれる偶然。その両方が共存するところに、アンタイならではの面白さがあります。

【バイヤーコメント】
この青い四角が、実はキャンバスを折りたたんで絵具を施したことで生まれたものと知った瞬間、白いグリッドの見え方まで変わります。
「描かれた線」として見ていたものが、今度はキャンバスを折った痕跡に見えてくる。知る前と知った後で、同じ作品なのに違って見えるのが面白いところです。
さらに、格子のようにも、詩的な模様のようにも見えるこの作品。見る人によって印象が変わるからこそ、「何に見える?」と会話が生まれます。
作品名:Untitled 作者Jean Arp

【作品背景】
ダダ運動(※)の重要人物の一人であり、シュルレアリスムにも深く関わった、フランスとドイツにルーツを持つ芸術家ジャン・アルプ(1886–1966)。
植物や種、人体など自然界の形に着想を得た、なめらかで有機的なフォルムを追求したことで知られています。
1958年のルイジアナ美術館開館から、わずか4年後に開催された展覧会のためにつくられたポスター。ルイジアナ美術館の初期の歴史を今に伝える一枚です。
※第一次世界大戦中の1910年代半ばにヨーロッパで始まった芸術運動。「芸術とは何か」という既存の常識に疑問を投げかけ、ルールにとらわれない自由な表現を追求。

【バイヤーコメント】
黒い有機的なフォルムの中に、青や白の形が浮かぶ。シンプルな構成なのに、見る人によって「種」にも「人体」にも、あるいは別の何かにも見えてきます。
「これは何だろう?」と答えを探すうちに、いつの間にかじっくり眺めている。知識がなくても、見る人の想像力を引き出してくれるのが、この作品の面白さです。
さらに、シンプルな色使いは、家具や壁との組み合わせによっても印象が変わりそう。飾る場所とともに、新しい表情を見つけていける作品です。
作品名:Fog Over Malia Bay 作者:Tal R

【作品背景】
テルアビブ生まれ、デンマークを拠点に活動するアーティスト、タイ・アール(1967年生まれ)。
本作は、霧に包まれた湾を鮮やかな色彩と自由な形で描いた作品。
タイ・アールが、絵画を「見る人が迷子になるためのもの」と語る通り、どこから見始めてもいい。決まった答えや道筋があるわけではない。そんな自由さが、この作品の魅力です。

【バイヤーコメント】
霧の向こうに何があるのか、どこから眺めればいいのか。見るたびに違う場所から絵の中へ入り込んで、しばし迷子になる。
Tal Rのいう「絵の中で迷子になる」感覚を、まさに体験できる作品。見るたびに違う起点とルートで絵の中を旅できるから、いつまでも新鮮に感じられます。
作品名:Ever Is Overall 作者:Pipilotti Rist

【作品背景】
スイスのビデオアーティスト、ピピロッティ・リスト(1962年生まれ)の代表的な映像作品「Ever Is Overall」の一場面を切り取った静止画をポスターにしたもの。
水色のドレスを着た女性が、花の形をした道具を手に街を歩き、車の窓ガラスを次々と割っていくという、印象的なシーン。
花と笑顔、そして大胆な行為が同じ画面に収まり、リストらしいユーモアと自由な感覚が凝縮されています。
ビヨンセの「Hold Up」のミュージックビデオは、本作へのオマージュとして知られています。

【バイヤーコメント】
美しい花、笑顔、そして破壊行為。相反するものがひとつの画面に収まるからこそ、見るたびに気になる。
ビヨンセの「Hold Up」のミュージックビデオが、本作へのオマージュとして知られていることも、この作品の面白いところ。
MVと見比べたくなる、誰かに話したくなる。作品をきっかけに会話が広がっていきます。
作品名:Cadran Lunaire (1935) 作者:Wolfgang Paalen

【作品背景】
オーストリア生まれ、のちにメキシコで活動したシュルレアリスト、ヴォルフガング・パーレン(1905–1959)。
「Cadran Lunaire」はフランス語で「月の文字盤」を意味するタイトル。月や古代の彫像を思わせる有機的なフォルムが、人の顔のようにも見える。印象的な作品です。
本ポスターは、2018年にルイジアナ美術館で開催された「The Moon – From the Inner World to Outer Space」展に合わせて制作されたもの。

【バイヤーコメント】
見た瞬間はシンプルで有機的フォルム。でも眺めているうちに、月にも、仮面にも、古代文明の遺物にも見えてくる。
見るたびに、浮かんでくるイメージが少しずつ変わっていく。答えが決まっていないからこそ、何度見ても新しい作品です。
ルイジアナ美術館ポスターとは

“世界で最も美しい美術館のひとつ”ともいわれる、デンマークの「ルイジアナ美術館」。
海辺の自然と美しい建築が一体になった空間で、1958年の開館以来、ピカソやマティス、デヴィッド・ホックニーなど、世界的なアーティストの展覧会を開催してきました。
本品は、これまで開催された数々の名展覧会のためにつくられたポスターのアーカイブ。
アーティストの作品と、美しい文字やデザインがひとつになったポスターは、それ自体がひとつのアートピースのよう。
美術館で出会った作品を持ち帰るような気分で、「これ、好きだな」と思えるものを選んでみてください。
長く飾れる理由がある

今回MONOCOが選んだのは、ただ「素敵」と感じるだけでなく、背景を知ることで、より深く楽しめる14作品。
どんな時代に生まれ、どんな思いが込められているのか。
背景のストーリーを少し知るだけで、色や構図に目が留まったり、作品に込められた思いを想像したり。
暮らしの中でふと目にするたびに、新しい発見があり、同じポスターが違って見えてきます。
14作品の中から、あなたならどれを選びますか?
飾れば、空間が洗練される

本品はフレームなし、ポスターのみの商品。ルイジアナ美術館のロゴ入りの筒に入って、デンマークより届きます。

飾る際は、A2サイズのフレームに入れて。
手持ちのフレームでもOKですが、おすすめしたいのが、ルイジアナ美術館と同じデンマーク生まれのインテリアブランド「MOEBE(ムーベ)」のフレーム。
2枚のアクリル板でポスターを挟み、枠をはめて、シリコンゴムで留めるだけの画期的な仕様。縦横どちらでも飾れます。

余計な装飾を省いたシンプルデザインで、フレーム自体が主張しすぎず、ポスターの美しさを引き立ててくれます。

さらに、表裏どちらにもポスターを入れられるリバーシブルタイプ。
2枚のポスターを挟んで、その日の気分で表にする作品を変える______そんな楽しみ方も可能です。

壁に掛けても、床や棚に立てかけても。リビング、寝室、玄関いろんな場所に。
お気に入りの作品を迎えるだけで、いつもの空間が洗練されます。