
MONOCOのこだわりは、漆×和柄ではなく、コーヒーブレイクに相応しいスタイリッシュなアートを掛け合わせることでした。

蒔絵の原画を手掛けたのは、ウィットに富んだ軽やかさが絶妙な絵を「割り箸」と「墨」で描く、Rina Iwai。NYで活動後、広告、店舗ビジュアル、プロダクト、雑誌、書籍など、国内外で活躍するイラストレーターです。

イラスト/Rina Iwai
「日本の道具(箸と墨)を使って絵を描いてきたけれど、“和”の仕事ははじめて」という彼女と、コーヒーブレイクにちなんだアイデアを出し合いながら2つのモデルを考案。漆をモダンに昇華させる、オリジナルイラストが仕上がりました。

Rinaさんの画材。墨汁をつけた割り箸を、紙の上でトントンと墨の量を調整しながら、サラサラと描き上げていきます。
土直漆器の「蒔絵」職人によって、Rinaさんの原画で凹版を作成。版に乗せた塗料をシリコンパッドに一次転写した後、タンブラーへ二次転写。その後、金粉を紛蒔して蒔絵を完成させています。
完成したサンプルを見て驚いたのは、割り箸で描かれた微妙なニュアンスまで再現されていたこと。職人の技術の高さに、しばらく見惚れてしましました。
【漆黒】

生漆に鉄粉を加え、その酸化作用で深みのある「漆黒」が出来上がります。
胸に「DAYDREAMER(空想中)」のロゴを刻んだ、OFFモードのおじいさん。タンブラーをひっくり返せば、ONモードのビジネスマンに。
仕事熱心なMONOCO読者の皆さんなら、誰の言葉かご存知だと思いますが(笑)、“Stay focused & Keep shipping!”(余計なことに気を取られず、世の中に成果を提供し続けよう!)という名言を想い起こすメッセージも添えられています。

さぁ、一杯のブラックコーヒーを飲んで「Keep shipping!」。
【朱赤】

朱合い漆に朱の顔料を加えて作られた奥行きのある「朱赤」。
コーヒービーンズは赤い果実。ということで、こちらのモデルには漆らしい朱赤を選びました。

コーヒーブレイクの合言葉は、「Let it be!」ではなく、「Latte it be!」。ラテを飲んでひと息入れれば、“なるようになるさ!”な気分に。お疲れモードなあの人へ、メッセージ付きギフトとしても喜ばれそうなデザインです。