ニットより暖かい『100年前のパーカ』
《GRAY/サイドラインパーカー・ダブル》スポルディング社の名作から再構築された“ぬくもり”、アウター感覚の風合いやわらかな「サイドラインパーカ」|A.G. Spalding & Bros
袖を通した瞬間に知る、想像以上の暖かさとやわらかな肌触り。冬はニット以上の存在、春秋はアウター感覚のスウェットパーカです。
1920年代のアイビーリーガーが愛用した、ヴィンテージスウェットへの飽くなき追求によって生まれた、『A.G. Spalding & Bros(エージー スポルディング&ブロス)』の“100年前のスウェット”。

独特のディテールはそのまま。裏起毛スウェットを共生地でダブルフェイス仕様にした、ボリューム感のある仕上がりです。“あの頃の防寒着”としての顔をのぞかせる一着になりました。
色褪せることのない、ベーシックカラーの「ホワイト」と「グレー」が新色に加わり、手持ち服との相性も一層幅広くなりました。

フードをかぶって顔を埋めたくなるほど心地いい風合いは、和歌山県で稼働する数少ない「吊り編み機」でコットンをふんわりと仕立てているから。
MONOCOスタッフが揃って心奪われた“ぬくもり”と、細部に宿る“ルーツ”を楽しんでください。

写真は本品の「WHITE」
モノづくりへの探究心によって独自のディテールを生み出し、アスレチックウエアの最先端を走ってきた歴史から、ヴィンテージ愛好家たちに“伝説のブランド”として一目置かれてきた『A.G. Spalding & Bros』。
1920年代の名作を完全リメイクした本品は、裏起毛スウェットを共生地でダブルフェイス(二層)に仕立て、“当時のまま”の着用感を再現しました。

モデル身長178cm、着用サイズM
まず驚いたのは、その暖かさ。ふっくらとした起毛を施したスウェット生地を、2枚重ねで仕立てているので贅沢なボリューム感が特徴。

二層の間に空気の層が生まれる構造だから保温性もバツグン。ニットよりも暖かく感じるので、寒い冬こそ手放せない一着に。春の花見や秋の紅葉狩りなど、冷え込む季節の変わり目にはアウターとして使えるので、ロングシーズン活躍します。

ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代にベンチウォーマージャケットとして開発されたのが、本品の原型となった「サイドラインパーカ」。A.G. Spalding & Brosの馬場氏がコレクターを訪ね歩き、一番状態が良く、意匠にインパクトのある一着を交渉して取得した名作です。

ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
当時のアイビーリーガーたちはこのパーカを羽織り、体を温めながら出番を待っていたのでしょうか。当時の光景を想像するだけで、ワクワクしてきますね。

モデル身長178cm、着用サイズL(WHITE)
今日のスエットパーカとは違い、防寒着としての機能性を存分に秘めた一着。ゆえに、大きめのシルエットも特徴のひとつです。

モデル身長178cm、着用サイズL(WHITE)
アイビーリーガーの防寒着だったこともあり、寒さ対策の工夫を凝らした独自のディテールも、ほかのパーカにはないものばかり。コレクターたちが唸るのも納得できます。
経年変化したヴィンテージアーカイブを参考に、完全リメイクするA.G. Spalding & Brosのスウェット。100年前の姿なんてもちろん見ることができないのだから、幾度もの試行錯誤を重ねて“いま”の一着を再構築しているのです。
① クロスネック

フードの首元が重なる「クロスネック」。これは、首元から風が入らないよう配慮されたデザインなのでしょうか。今では珍しいディテールです。ロックミシンで縫製されたフチも当時のまま。
② ハンドウォーマーポケット

写真は本品の「WHITE」
ボクシンググローブのような形をした「ハンドウォーマーポケット」。カンガルーポケットは他社製品でも見られますが、この形状はA.G. Spalding & Brosの専売特許。
③ スルーポケット

写真は本品の「WHITE」
ベンチで待機する選手の手を寒さから守るために、直接お腹へ手を当てられるスリットまで再現。ポケットにコインや鍵、財布を入れても落ちにくいよう、中に切り返しがあるのも気が利いていると感じました。
④ ネームタグ

(写真左) ヴィンテージ、(写真右) 本品
腰元のリブ上に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実にデザイン。この数字フォントを再現するのに苦労したのだとか。「MADE IN JAPAN」の文字が輝いています。

実際に触ってみたヴィンテージスウェットは、風合いが非常に良く、今の状態からも“ものの良さ”が伝わって来ました。この風合いの再現性を追求したところ、和歌山県で稼働している数少ない『吊り編み機』に行き着いたのです。
昭和30年半ばまで一般的に使われてきた吊り編み機ですが、今では数百台を残すまでに。「1時間に1メール」しか編めない機械ですが、その質の高さから“空気も一緒に編み込んだよう”と表現されるほど。

モデル身長178cm、着用サイズM
大量生産されたそれとは比べものにならないほど、独特の風合いに仕上がります。“2回洗濯”すると分かるのですが、着込むほどにやわらかなタッチになっていくように感じました。

ポケット内側はふわふわの起毛だから、手を入れた瞬間にあたたかい。
ゆっくり時間をかけて編まれたスウェットは、じっくりと時間をかけて味が深まっていきます。厚めのヘビーウェイト(13oz)に仕上げた丈夫な生地なので、安心してエイジングも楽しめます。

モデル身長178cm、着用サイズL(WHITE)
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代のアメリカは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品が普及し「黄金の20年代」と呼ばれました。この時代に、スウェットという衣類も誕生。

1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
ヴィンテージスウェットは根強いファンが多いため、高値で取引されていますが、その中でも特に人気なのがA.G. Spalding & Bros製のものと言われています。1920年代のヴィンテージともなると、悠に30万円は超えてくる代物ばかり。

写真はスポルディング社のヴィンテージスウェット
入手した当時のスポルディングのカタログを読み込んでいくと、当時の価格で$7~12.5。リーバイスのデニムが$4だったことを考えると、他にはないディテールで差別化を図っていたことが分かります。

1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
また、アイビーリーグの大学名や個人名が胸に印刷されていることから、スウェットが誕生し始めた頃は、ゆとりのあるアイビーリーグの学生たちに支持されていたことが想像できます。

アイビーリーグ各大学の三角旗(1924 FALL & WINTER CATALOG)
このパーカを着ていると、100年前のアイビーリーグの学生になったような不思議な感覚に。あの頃に思いを馳せながら、時代を超えた一着に身を包む高揚感を味わってみてはいかがでしょう。
1920年代のアイビーリーガーが愛用した、ヴィンテージスウェットへの飽くなき追求によって生まれた、『A.G. Spalding & Bros(エージー スポルディング&ブロス)』の“100年前のスウェット”。

独特のディテールはそのまま。裏起毛スウェットを共生地でダブルフェイス仕様にした、ボリューム感のある仕上がりです。“あの頃の防寒着”としての顔をのぞかせる一着になりました。
色褪せることのない、ベーシックカラーの「ホワイト」と「グレー」が新色に加わり、手持ち服との相性も一層幅広くなりました。

フードをかぶって顔を埋めたくなるほど心地いい風合いは、和歌山県で稼働する数少ない「吊り編み機」でコットンをふんわりと仕立てているから。
MONOCOスタッフが揃って心奪われた“ぬくもり”と、細部に宿る“ルーツ”を楽しんでください。
ニットより暖かい“Wスウェット”

写真は本品の「WHITE」
モノづくりへの探究心によって独自のディテールを生み出し、アスレチックウエアの最先端を走ってきた歴史から、ヴィンテージ愛好家たちに“伝説のブランド”として一目置かれてきた『A.G. Spalding & Bros』。
1920年代の名作を完全リメイクした本品は、裏起毛スウェットを共生地でダブルフェイス(二層)に仕立て、“当時のまま”の着用感を再現しました。

モデル身長178cm、着用サイズM
まず驚いたのは、その暖かさ。ふっくらとした起毛を施したスウェット生地を、2枚重ねで仕立てているので贅沢なボリューム感が特徴。

二層の間に空気の層が生まれる構造だから保温性もバツグン。ニットよりも暖かく感じるので、寒い冬こそ手放せない一着に。春の花見や秋の紅葉狩りなど、冷え込む季節の変わり目にはアウターとして使えるので、ロングシーズン活躍します。
100年前の姿はベンチウォーマー

ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代にベンチウォーマージャケットとして開発されたのが、本品の原型となった「サイドラインパーカ」。A.G. Spalding & Brosの馬場氏がコレクターを訪ね歩き、一番状態が良く、意匠にインパクトのある一着を交渉して取得した名作です。

ヴィンテージ・サイドラインパーカ(1920年製)
当時のアイビーリーガーたちはこのパーカを羽織り、体を温めながら出番を待っていたのでしょうか。当時の光景を想像するだけで、ワクワクしてきますね。

モデル身長178cm、着用サイズL(WHITE)
今日のスエットパーカとは違い、防寒着としての機能性を存分に秘めた一着。ゆえに、大きめのシルエットも特徴のひとつです。
コレクターが唸る、ディテールの妙

モデル身長178cm、着用サイズL(WHITE)
アイビーリーガーの防寒着だったこともあり、寒さ対策の工夫を凝らした独自のディテールも、ほかのパーカにはないものばかり。コレクターたちが唸るのも納得できます。
経年変化したヴィンテージアーカイブを参考に、完全リメイクするA.G. Spalding & Brosのスウェット。100年前の姿なんてもちろん見ることができないのだから、幾度もの試行錯誤を重ねて“いま”の一着を再構築しているのです。
① クロスネック

フードの首元が重なる「クロスネック」。これは、首元から風が入らないよう配慮されたデザインなのでしょうか。今では珍しいディテールです。ロックミシンで縫製されたフチも当時のまま。
② ハンドウォーマーポケット

写真は本品の「WHITE」
ボクシンググローブのような形をした「ハンドウォーマーポケット」。カンガルーポケットは他社製品でも見られますが、この形状はA.G. Spalding & Brosの専売特許。
③ スルーポケット

写真は本品の「WHITE」
ベンチで待機する選手の手を寒さから守るために、直接お腹へ手を当てられるスリットまで再現。ポケットにコインや鍵、財布を入れても落ちにくいよう、中に切り返しがあるのも気が利いていると感じました。
④ ネームタグ

(写真左) ヴィンテージ、(写真右) 本品
腰元のリブ上に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実にデザイン。この数字フォントを再現するのに苦労したのだとか。「MADE IN JAPAN」の文字が輝いています。
“風合いの良さ”は2回の洗濯で実感

実際に触ってみたヴィンテージスウェットは、風合いが非常に良く、今の状態からも“ものの良さ”が伝わって来ました。この風合いの再現性を追求したところ、和歌山県で稼働している数少ない『吊り編み機』に行き着いたのです。
昭和30年半ばまで一般的に使われてきた吊り編み機ですが、今では数百台を残すまでに。「1時間に1メール」しか編めない機械ですが、その質の高さから“空気も一緒に編み込んだよう”と表現されるほど。

モデル身長178cm、着用サイズM
大量生産されたそれとは比べものにならないほど、独特の風合いに仕上がります。“2回洗濯”すると分かるのですが、着込むほどにやわらかなタッチになっていくように感じました。

ポケット内側はふわふわの起毛だから、手を入れた瞬間にあたたかい。
ゆっくり時間をかけて編まれたスウェットは、じっくりと時間をかけて味が深まっていきます。厚めのヘビーウェイト(13oz)に仕上げた丈夫な生地なので、安心してエイジングも楽しめます。
黄金時代の一着に身を包む高揚感

モデル身長178cm、着用サイズL(WHITE)
A.G. Spalding & Brosの歴史は長く、設立はなんと1876年。当時、メジャーリーグの投手だったアルバート・スポルディング氏が創設し、当初はメジャーリーグの公式球の生産をしていました。
1920年代のアメリカは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品が普及し「黄金の20年代」と呼ばれました。この時代に、スウェットという衣類も誕生。

1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
ヴィンテージスウェットは根強いファンが多いため、高値で取引されていますが、その中でも特に人気なのがA.G. Spalding & Bros製のものと言われています。1920年代のヴィンテージともなると、悠に30万円は超えてくる代物ばかり。

写真はスポルディング社のヴィンテージスウェット
入手した当時のスポルディングのカタログを読み込んでいくと、当時の価格で$7~12.5。リーバイスのデニムが$4だったことを考えると、他にはないディテールで差別化を図っていたことが分かります。

1937~1938 FALL & WINTER CATALOG
また、アイビーリーグの大学名や個人名が胸に印刷されていることから、スウェットが誕生し始めた頃は、ゆとりのあるアイビーリーグの学生たちに支持されていたことが想像できます。

アイビーリーグ各大学の三角旗(1924 FALL & WINTER CATALOG)
このパーカを着ていると、100年前のアイビーリーグの学生になったような不思議な感覚に。あの頃に思いを馳せながら、時代を超えた一着に身を包む高揚感を味わってみてはいかがでしょう。
仕様・インフォメーション
- 素材:COTTON 100%
- 生産:和歌山県(吊り編み)
- サイズ:M/L
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