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MONOCO JOURNAL

パジャマは、睡眠時の“正装”《Story》

スウェット・ジャージが快適な眠りを妨げていた

仕事にいくときは、スーツやジャケットを着るように、眠りのためにも“正装”があります。

それは、ジャージでもなければ、スウェットでもない、「パジャマ」です。




スウェット・ジャージが眠りを妨げていた

朝起きて「あぁ、よく寝た」と思える条件は2つ。

1.
寝付きまでの時間が早いこと
2. 寝ている間に起きた回数(中途覚醒回数)が少ないこと。



ワコールとオムロンの共同実験の結果によると、ジャージやスウェットで寝ている人は、寝付きまでの時間は平均約47分。パジャマを着ている人だと平均で38分。

パジャマを着るだけで、平均9分も寝付きにかかる時間が短縮されたという。さらに、平均3.54回から3.01回に夜中に目が覚める回数が減少

これはあくまで平均値なので、個人差はありますが、それでも「パジャマを着るだけで、眠りが違う」と言えるでしょう。





眠りのメカニズムとパジャマの密接な関係性



パジャマは、寝付きをよくし、夜中の目覚める回数を減少させます。なぜ、パジャマを着るだけで、上質な睡眠が得られるのでしょうか?

そもそも人間は体温差を感じないと眠くならないもの。寝ているときはあまり気づかないかもしれませんが、体温を下げるためにかなりの汗をかいています

大量に発汗することで、体温をぐんと下げ、体を深い眠りに誘うのです。一夜に人間がかく汗の量は、なんと《コップ1杯分》!

この時に重要になってくるのが、睡眠時の服装です。汗をしっかり吸収するだけではなく、汗を放散してくれる素材で作られたものが“上質な睡眠”を叶えてくれます。



ジャージやスウェットの場合、生地が厚く、吸湿性や通気性に優れないという性質があります。

つまり、体の熱が放散されないので、体温が下がりにくく、深い眠りに導く“儀式”が行われにくいのです。

また、生地に厚みがある分、寝返りの邪魔になるだけではなく、縫い合わせ部分の厚みが体にストレスを与え、無駄な寝返りを増やしてしまう

この、寝返る回数が増えるにも関わらず、寝返りが打ちづらいことのダブルストレスが、快適な睡眠を妨げる中途覚醒の原因となっているのです。

その点、パジャマは「眠るために作られた服」



通気性と吸湿性に優れたコットンやシルクなど、天然素材で作られた生地が汗を吸収してくれることで寝付きが良くなり、身体を締め付けないサイジングと糸の細い生地が、不必要な寝返り回数を減らしてくれるのです。

子供のときに意識しないで着ていたパジャマですが、実はしっかり眠るための仕事をしてくれたのですね。


睡眠を“日常”から切り離す



パジャマには、「起きている時間」から「眠る時間」へと気持ちを切り替えてくれる心理的効果も。

部屋着のまま寝るのではなく、パジャマに着替えることで「よし、今日も終わった、寝るぞ」という気持ちになりますよね。

実際に「スリープセレモニー(睡眠儀式)」という言葉が存在しますが、歯磨きや洗顔に加えて、パジャマに着替えることで、頭が睡眠モードに切り替わります



今まで、なかなかパジャマを着るという発想がなかったかもしれません。

それはMONOCO でもお馴染みのパジャマブランド『GOOD NIGHT SUIT』デザイナー・神鳥氏も言うように、上質な睡眠を追求する“おしゃれな”パジャマがなかったからです。

上質な睡眠を実現できるパジャマを追求すると、行き着く答えがあります。

それは、汗の吸湿性と通気性を実現する「糸の細さ」と、寝返り回数を減らして夜中の起きる回数を減らす「サイジング」です。

素材とサイジング、この2つのパジャマを選ぶポイントを抑え、ぜひとも睡眠時の“正装”で気持ちの良い朝を迎えてください。


 Editor's Note

柿山 丈博
寝ているときに汗をかくのは知っていましたが、なんとコップ1杯分とは!と驚きました。
快適な睡眠のために、気持ちいなぁと思える肌触りと汗を吸い取ってくるパジャマも大切ですが、起きたときの水分補給も大切にしたいですね。
健康のためには、そういった当たり前のことをコツコツと続けて、習慣化することが重要だと改めて感じました。